皆さんこんにちは😃
前回、スピードメーターの破損で、修理に挑戦しましたけど、何と針の動きがおかしいんです。
オドメーターは正常に動いているんですが、恐らく60キロほど出ているハズが、メーターは40キロ。信号で止まってもまだメーターは20キロほど出ていました。明らかに針の取り付けが失敗か、中華の仕業かです。たぶん。
まず振動対策から
メーター作業の前に、高速走行時に、さすが2ストならではの振動には耐えきれません。って事で、手に来る振動を、多少でも軽減させる対策グッズを取り付けてみます。
一つは、ハンドルウエイトなる物。オフロード車には似つかわしい部品ですが、この際、そんなこと言ってられません。
ハンドルに差し込み固定する事で、ハンドルの先端に伝わる振動を軽減するようです。
鉛のような物が内蔵してあり、振動を分散するみたいです。
取り付けるには貫通タイプのグリップにする必要があります。
今付いているグリップをくり抜けばイイのですが、ゴム質も変えてみたいので、新しいものに付け替えましょう。
用意したのが、ゲルタイプのグリップです。
ゲルが振動を和らげるみたいです。
今付いているハンドルバーは、購入時に付いてあったレンサルです。
バーの長さがよく分からないまま。取り付けてみると出っ張ります。何故？
はめ直ししようと引っ張りましたが、全く動きません。
仕方なく、ハンマーで叩き込みました。
ちょっと出でますが、ま、イイでしょう。
スロットル側は、キレイに収まりました。
左右のバーの長さが違う訳は無いので、何故？
グリップを取り付けました。
ちょっとオフロード感が無くなりましたが、良しとします。
ワイヤーを当然の如く巻きましたが、このグリップはワイヤーを巻く溝がありません。やはり、オフロードが分かっていないグリップなんですね。
ステムナットを交換する
私のDT200WRには、以前の作業で取り替えたWR200Rのタンクが付いています。フェールキャップも当然キーレスのホース付きのもの。本来、このホースはステムの穴に入れておくんですが、DT200WRには穴は無く、横へ逃すしかありません。
休日、ドライブがてらに名古屋のダートフリークまで部品調達に。
オフロード専門に用品を扱う店で、なかなかの品揃えで、足を伸ばす価値はあるお気に入りの店です。
DT200WR用のステムナットなんて有る訳無いんで、同サイズのステムナットを調達しました。
ボルトサイズ22ミリ、工具サイズ27ミリ、ピッチ1.0なので、ZETAのZE58-2022を選択しました。
問題は、アルミ製という事なんで、締め付けトルクが指定トルクまで締めてもいいのかが分からないって事。なんで、ダートフリークまで来たんです。店のお姉さん云く、「ヘタするとスカしますよね〜」て、ス、スカってオモロイやっちゃこの姉ちゃん。
後日、電話で返事があり、指定トルクまで締めてもいいそうな。
コレが純正のナット。
指定トルク、10キロで締まってます。
ZETAのステムナットは、やっぱりアルミ製なんで当然のように軽い。
ちゃんと27ミリのボックスで取り付けます。
ハンドルバーは外してからでないと、ボックスは入りません。
トルクレンチを10キロに……いや、控えめの8キロにしました。スカするのはイヤなんで。
一緒に購入したユニフローホースを取り付けたら、こんな感じに。
デジタルメーター取り付け
さて、本題のメーター作業です。
デジタルメーターは、汎用品がいっぱい発売されてます。悩みました。
選んだのが、エースウエルの多機能デジタルメーターACE153。
簡単に取り付けできる、コンパクト、昼夜問わずハッキリ見える、で絞り込んだ結果、コレがベストだと思って決めました。
防水性は高いみたいですが、念のためボンドを塗っておきます。
因みにこのメーター、中華製ではなく台湾製。
恐らくクオリティは中華より上のハズ。
取り外した純正メーターに、スマートに取り付けてみたいと思います。
インジゲーターはそのままにして使います。
デジタルメーターを取り付けるベースは、カイダック材を切り出して作ります。厚みは3ミリ。
先ずは、形にしてみてバランスを探ります。
コードを通す穴を空け、メーター台に固定するボルトを取り付けておきます。
デジタルメーターの下には、5ミリ厚のゴム板を挟みます。ボルト頭を逃すスペースを確保するためと、振動緩和目的としてね。
取り付けたら、こんな感じになりました。
少し前方へ寄せているのは、純正メーターの見えていた位置に近づけるためです。
裏側はこのようになりました。
メーターのコードが、少し窮屈だったので穴を広げてます。
電源コードだけ取り付ける加工をします。
デジタルメーター側には、プラスとマイナス以外に、スイッチに接続するコードがあります。
DT200WRにはバッテリーは無いので、プラスとスイッチ用のコードは連結しました。
またまた、分岐してあった電源コードに、更に分岐して電源取りをします。
取り付けたところです。まだライトカウルは付けてません。
えいーを始動したら、サッとデジタルが表示されました。
想像していた以上に、表示がハッキリしています。
設定は、最初からキロ表示でした。
バックライトは日中なんで、写真には撮れませんでしたが、かなり明るく照らしてます。
コレで夜間も視認性が良くなり、快適に走れる？……たぶんね。
