DT200WR テネレ700

moto4とバイクライフ

何十年かぶりにバイクライフを復活させ、ポンコツバイクを現役の頃に走らせようと奮起してます。でも、分からない事ばかりで……でもガンバルオッサンライダー。

ウインドスクリーン作り直し

皆さまこんにちは😃
台風が来ないと思ったら豪雨と長雨。梅雨はまだまだ続くかなぁ、と思ったら晴天&灼熱。一体、天気は何をしたいのやら……。
それでも作業は続けますよ。
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今回は、安物スクリーンをもう少しグレードアップしたいので、頭の中で描いていた形を目指して作り直ししてみます。
付いているスクリーンのステーは、ハンドルバーに取り付けたアームに固定するタイプですが、このハンドルバーへの固定部分が非常に弱く、ボルト山が次第に削れるチープな金属でできています。
このタイプは、正直言ってオススメできません。

他車用スクリーンを取り付け

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普段から気になって調べていたスクリーンが、このタイプ。
デイトナ バイク用 スクリーン ジクサー150 ウインドシールド RSシリーズ ロング」です。
当然ながらDT200WR用のスクリーンは無いので、汎用品か他車専用品しかありませんので、取り付けた時のサイズ感は想像で考えるしか無く、取り付けも相当な工夫が必要になります。
スクリーンとしては、理想の上部が反り返った形で縦横共に大きめのデザイン。
厚みも有り、スクリーン越しに見る景色は多少の歪みはあるものの、走行には問題は無さそうです。
取り付け金具は、ミラーのボルト部分に取り付けるタイプですが、スクリーンに取り付けるステーは、左右均等の素直な作りになってます。


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固定には、1.5ミリ厚のアルミ板を2枚重ねにしたものを作っていきます。
2枚重ねで3ミリ厚の板になる計算で、これで強度的には問題無しと判断しました。3ミリ厚のアルミ板一枚を整形するのは困難なのでね。
まず、段ボールを使ってゲージを作り、アルミ板になぞり写しします。
左右共に同じ形に作るので、一つのゲージだけで型はOK。


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2枚重ねの固定は、リベットで適当に固定しました。


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左右、完成。
あっという間に出来上がり……って言いたいところですが、アルミ板からの切り出しとヤスリがけだけで2日間も時間を費やしました。
1.5ミリ厚ともなると、カッターで切って折ってポキ、なんて技はムリ。
結局、ドリルで切りたい部分付近に穴開けを機関銃のように全て開けて切り抜き、ヤスリで汗ビチョビチョになりながら形作りしました。
プロと違いますから、持っている道具で何とかしないといけませんからね。
塗装をしようかと思いましたが、リベット打ちしてあるし、変なイメージになるかも知れないので、アルミ剥き出しのままにします。


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DT200WRのヘッド部分内は、配線で大渋滞しています。
ノーマルでは、この様な状態にはなってませんのでご安心を。
私だけでしょう大渋滞配線は。なんせ、ドライビングランプ、ドラレコ、USB電源、デジタルメーターの電源を、ココから分岐していますからムリもありません。


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少しでもヘッド外に分岐配線を逃したいので、防水性のあるコレ「デイトナ アクセサリー電源ユニット D-UNIT WR」。
見るからにコンパクトそうなんで(ネットでは大きさが明記されてないから、直感で)ネットで購入。


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アルミ板の内側に両面テープとインシュロックで固定しました。


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反対側には、ランプの分岐配線を固定し、出来るだけ配線類をヘッド内から外へ逃しました。


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スマホなどのアクセサリー固定用のバーは、前の物をそのまま固定できるようにしたので、バランス良く出来上がりました。


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アルミ板の車体側の固定には、いつもの水道用の固定金具です。オールステンレス製なんで重宝してます。さすが何でも揃うホームセンター、恐るべし。


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真横から見るとこんな感じ。
かなりデカくなりましたが、強度を考えると仕方なくこのサイズになりました。
走行中の振動や風圧、さらに車体側の固定が左右一箇所だけを考えてです。


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この角度から見ると正直言って「露骨」。でもね、真正面からはスクリーンしか見えないんです。だってたった3ミリ厚ですから、ま、自分だけ納得しときます。
まだ走っていないので、効果は体感できませんが、想像的には効果はあるはずです、たぶん、知らんけど。
今回の作業は、非常に疲れました。楽しい作業でしたが、しばらくはこんな作業はやりたくありません、もっと楽な作業を考えてやります。
では、また。