皆さまこんにちは😃
大変過ごしやすい気象になったので、XL125Rのキャブレターをリフレッシュします。
で、……冒険??何じゃそれ、って言うか、40年も経つバイクとなると、益々、パーツの調達が難しくなってきて、車外品となると中華パーツしか無いのが現状。
他のバイクパーツが流用できれば、これに越した事はありませんがね。
キャブオーバーホール
XL125Rのキャブは、2年前にある程度のオーバーホールをしましたが、DT200WRのように、完璧にオーバーホールが出来てません。
キャブをオーバーホールする時に、一緒に外すマニホールドがありますが、以前から気になる事があります。
マニホールドはゴムとスチールで構成されたパーツですが、このゴム部分に亀裂が出てきています。
最悪の場合、亀裂が拡がって使い物にならなくなるかも。
対策は後ほど。
次いでの作業です。
リアブレーキのブレーキランプを点灯させる部分に付いているバネ。
もうサビが酷くなってきているので、パーツが出る間に交換。
このパーツは、まだ純正があります。
付け替えはコツさえ分かれば、案外簡単。
上のセンサーごと、フレーム取り付け部分から引き上げます。バネをペンチで持って引き上げる感じ。間違ってもセンサー本体を無理に引き上げるのは、破壊につながります。
外したキャブレター。
中身も外身もキレイにします。
DTの時のようにヤマハのスーパーキャブレタークリーナーを使います。
横から見ても、結構な汚れ具合です。
さて外装がキレイになるでしょうか?
中はたった2年でこの汚れ。
予想以上に汚れがあるのには驚きです。
各ジェット類をチェックしましたが、この部分は汚れはありませんでした。
清掃後です。
チョークのレバー軸の取り付けネジには、ネジロックを付けて組みます。
で、完成。
スロージェットの調整をしないといけないのですが、以前はかなり苦労したので、バラす前に写真を撮っておいたので、元通りに組めました。
さて、問題のマニホールドですが、今回、ちょっと冒険します。
XL125Rの後継であるXLR125Rのパーツ。
もしかすると、流用できる部分があるのでは?と言うことで、まだ純正が手に入るXLR125Rのマニホールドを調達しました。
パッと見て、あまり差がないように見えます。
マニホールドにスタッドボルトを取り付ける必要があります。
スタッドボルトは、ナットを二つ組んで、強引に組んでいた時代とは違い、今は専用の工具があるので使います。
しスタッドボルトには方向がありました。
エンド部分が膨らんでいる部分を表にするように組むみたい。
もちろんネジロックを塗ってから組みます。
あまりにも簡単に組めてしまいました。
新旧を並べてみる。
あまり違いは無し。
準備ができたところで組んでみる。
マニホールドの角度が、微妙に違う。
写真は元のXL125Rのマニホールドを使って組んだものですが、リアサスペンションとの隙間が2ミリ程しか無いことに気がつく。
XLR125Rのマニホールドでは、この隙間が無くなり、キャブレターのチョーク部分が当たってしまいました。
もしかすると、サスペンション形状が違うか、キャブレターの種類が変われば使える可能性はあるかも。
で……結論。
XL125RにXLR125Rのマニホールドは流用できません。
余談ですが……。
キャブレターのオーバーホール用に、純正のパッキンセットを購入。
純正品番 16010-364-770
パーツリストにも記載の無いゴムパーツが二つ入っていました。
一体これ、何処に使うのホンダさん。
今回はこれまで、ではまた。