DT200WR テネレ700

moto4とバイクライフ

何十年かぶりにバイクライフを復活させ、ポンコツバイクを現役の頃に走らせようと奮起してます。でも、分からない事ばかりで……でもガンバルオッサンライダー。

ライト光量アップとスタンド角度

皆さまこんにちは😃
前回の続き作業を進めていきます。
DT200WRのヘッドランプは、ブログのスタートで市販のLEDにしましたが、レンズカットが合わず、まともに前方を照らさない悪いライトになってました。
f:id:moto4:20210428151349j:plain

ライトLED化で光量アップ

ライトのレンズを変更して、LED化で光量アップを試みたいと思いますが、ヘッドカウルごと一新してみます。

f:id:moto4:20210429194410j:plain
以前、WR400の逆車パーツを仕入れた時にあったヘッドです。
ランプがH4タイプでしたので、当然ハロゲンは55Wの明るいライトです。
最近のLED球は、このH4タイプのものが非常に多くて種類は選び放題なんで、これを組み込んでみたいと思います。


f:id:moto4:20210429195224j:plain
そこで利用するのが、前回にバラしたボロボロランプ。
ここからステー部分を切り出します。


f:id:moto4:20210429195211j:plain
切り出したステーに、L形のステーを取り付けるのですが、ボルト類での取り付けは、スペースや緩みを避けるため、直接貼り付けます。貼り付けには、あの「溶接より強い」2液タイプの接着剤を使いました。


f:id:moto4:20210429195456j:plain
フロントフォークへのマウントステーは、純正品が廃番になっているので、ボロボロランプに付いていた物を再生します。


f:id:moto4:20210429195751j:plain
シルバースプレーが残っていたので、錆防止のために塗装しておきます。


f:id:moto4:20210429195913j:plain
ボロボロヘッドを使って、仮組みします。
予想通りに組めて、ピッタリです。
実は、簡単に組めた訳じゃなく、WR400のランプは、DT200WRのランプに比べると横が多少小さいだけでなく、縦方向が少しステー位置が上気味でしたので、ヘッドカウルに当たる部分を削る必要がありました。
真っ新のヘッドカウルを削って失敗、それだけは避けたかったので、このボロカウルは仮組みに役立ちました。


f:id:moto4:20210429210324j:plain
フォークへのステーは、ランプの後側が当たってしまい、この位置よりランプを下げる事ができません。光軸が上がり過ぎない事を祈るだけです。

スタンド加工を同時進行

ヘッドランプの作業と同時進行させるのが、サイドスタンドの角度加工です。

f:id:moto4:20210429210912j:plain
コレが現在のスタンドの状態で、地面に手前部分だけが接してます。
リアサスのリンクを変更して、ローダウンさせているので、角度が変わってしまったのでしょう。それにしても、少しのローダウンでこれ程まで角度がついてしまうのは予想外です。


f:id:moto4:20210429211450j:plain
今付いているスタンドを加工するのはイヤなので、程度が良さそうな中古品を調達。
届くまで、まさか塗装面を磨いていた物だとはネット上の写真では判別出来ませんでした。
多少残るサビを取るだけでしたので、手間が省けてラッキーです。


f:id:moto4:20210429211942j:plain
この面に合わせたサイズの鉄板を作っておきます。


f:id:moto4:20210429212055j:plain
鉄板を角度をつけた状態にキープし、隙間に金属パテを接着剤代わりにしながら形にしてみます。今回使用するのは、高森コーキのリペアの達人です。
硬化が、あっという間なんで、一気にやっつけます。


f:id:moto4:20210429212631j:plain
硬化後の写真です。直ぐにヤスリで形を整える加工ができます。
なんか納得のいかない形になり、残念。
結局、パテを使い切り、少し足らずの状態で強引に終了。後は塗装ですが、少し日をおいてから塗装作業をすることにします。

新しいフロントマスク作成

さあ、ここからの作業が出来を左右する、一番難しいシビアなところです。

f:id:moto4:20210430231044j:plain
今付いている物は使用せずに保管するので、うり二つの顔にしないと、バイク全体のイメージを損なうことになりかねません。
カラーの純正デカールはもう、手に入りませんので自作するしか無いのですが、ホームセンターコーナンプロに、かなり近いカラーのカッティングシートが有りましたので、これで手作りします。
色もそうなんですが、純正と同じ光沢があり、しかも耐光性のある屋外用ときたから、ツイてます。


f:id:moto4:20210430231926j:plain
トレーシングペーパーに型を写します。


f:id:moto4:20210430232051j:plain
写したペーパーを直接、カッティングシートに糊で貼り付け、ハサミで慎重にカットしますが、ブルーの両サイドにピンクをデザインしたレイアウトなので、ピンク部分だけを更に書き写し、ブルーの上から貼り付けた上で、微調整カットします。


f:id:moto4:20210430232509j:plain
耐光性のある屋外用のシート。
珍しいのですが、「ORACAL」って書いてあります。何て読むんやろう?


f:id:moto4:20210430232808j:plain
カット後は、こんな感じ。
貼り方はいつもと同じように、中性洗剤を入れた水を吹きかけつつ、ヘラとドライヤーを使いながらの貼り付けです。


f:id:moto4:20210430233125j:plain
ヘッドカウルは、まだヤマハに純正品があります。
ランプが当たる上側をキレイにカットしました。

f:id:moto4:20210430233257j:plain
少し驚いたのが、フロントフェンダーに接合する部分の差し込みが、曲がっていない。
右側が元で、左側が今回のもの。型番は同じ。
もしかすると、1型のDT200WRだけ曲がった形状なのかも。ヤマハのWEBサイトには、グロメットの図があるのに、元の車体にはそんなものはなく、不思議に思っていたので、これで合点がいった。


f:id:moto4:20210430234025j:plain
貼り付け完了。まだYAMAHAマークを貼り付けていないので、間抜け状態。


f:id:moto4:20210430234140j:plain
マークを貼り付けると、中々の出来映えですね。自己満足。
欲を言えば、カラーが微妙に違う。DT200WRのブルーには、少しだけグリーンが入っているように見える特殊な色なんで、仕方ありません。


f:id:moto4:20210430234728j:plain
ランプをカウルにバッチリ取り付け完了。


f:id:moto4:20210430234827j:plain
H4対応のLEDには、日本製のコレ。ライジングアルファ。高かった。


f:id:moto4:20210430235357j:plain
天然光で見ると、色の違いが分かってしまうかなぁ。でも、実際には並べて見ないので、分からないか…たぶん大丈夫。


f:id:moto4:20210430235043j:plain
明るいし、レンズカットも良いので、しっかりと照らしている……ように感じる……何や知らんけど。……適当な自己満足。

スタンドの取り付けは?

塗装も完全に乾燥完了しましたので、さて、取り付け後の状態はと。

f:id:moto4:20210502223819j:plain
予想通り、角度はピッタリです。
ただ、厚みまで頭に無く、スタンドを掛けた状態での車体の傾きが以前より立ってしまってます。許容範囲ですが、残念。そのうちに削れて良くなるからOKか。


f:id:moto4:20210502224208j:plain
今回の作業は、まぁ…80点ってとこか。まずますの出来です。
ただ、ヘッドカウル内側に新しいサイズのランプが入ったことで、配線などが大渋滞しています。何とかせねば。
今回の作業は、これまで。