DT200WR テネレ700

moto4とバイクライフ

何十年かぶりにバイクライフを復活させ、ポンコツバイクを現役の頃に走らせようと奮起してます。でも、分からない事ばかりで……でもガンバルオッサンライダー。

ランプ移植、アンコ調整など

皆さまこんにちは😃
自分仕様にするべく、ちょこちょこと作業を進めます。
まずは、やたらと幅の広いシートを微調整します。足付きが悪い原因の一つはシート幅にあり、乗車中でもニーグリップがし辛い要因にもなってました。

シートのあんこ抜き

テネレ700 のシート問題は、幅広だけで無く、ツーリング時には無用の滑り止めタイプの生地が纏ってます。

激しいダート走行なら良いシートでしょうが、停車時に、身体を左右に動かしたい私にとっては迷惑です。ズボンも擦れて生地が傷みますからね。



まず、シートからシート生地を外します。
マイナスドライバーで簡単に外す事ができます。



カットしたい部分にラインを引いたら、粗目のヤスリなどで削ります。
100均のオロシ器を使う方法もありますが、ボロボロになってしまうので、時間がかかっても粗目ペーパーで削りました。



ま、だ〜いたいやね。



シート生地には、Amazonで販売していた日本製の生地を使います。案外、安く売ってました。



過去の経験を思い出し、前側をタッカー止めして多少ダブらせた感じで後側をタッカー止め。
この状態から、左右に引っ張りながら順番にサイドをタッカー止め。



まずまずの出来上がり。
意外に伸びが良い生地だったので、貼りやすかったので、この生地、当たりです。



跨ってみて、「もうちょい削っても良かったかな〜」。微調整は、次の機会に取っときます。

バッテリー交換


中古車で購入したので、バッテリーは弱ってましたので、交換しておきます。



どこのバッテリーにするか、かなり悩みました。
結局、価格で選んでしまったデイトナ社製。充電器もこの機会に同社のものを購入し、同梱されているリード線を取り付け。充電が連結し易いのでラク〜。

グリップ交換


購入時に取り付けてあったグリップヒーターは、不要なんで外しちゃいます。



何で不要なのかって?
冬グローブで充分暖かいし、クラッチ側の内側の突起部分が手に当たって痛いからなんです。一度、皮が剥けてしまいましたからね。



樹脂だけの純正ハンドガードを外すと、最初の難関、巨大ヘキサゴンしか外せないハンドルウエイト登場。



このためだけに購入した12ミリのヘキサゴンです。
ラチェットに取り付けて外すのですが、メチャクチャ固くて回ってくれません。仕方なく、ロングのスピンナーハンドルを使って力技で。



グリップは、純正グリップを取り付け。
純正品を手にするまで知りませんでした。アクセル側はインナーカラーが取り付けてある状態の部品になっています。
確かに取り外したグリップヒーターは、インナーカラーまで一体化してあるので、汎用グリップを装着するには工夫が必要になります。
さて、結論。グリップヒーターは、取り外すと再装着は出来ません。何故かって?……クラッチ側のヒーターは、普通のグリップには無いインナーカラーがあり、それも樹脂製。これがハンドルバーにガッツリと接着してありました。
外す瞬間「パキッ」っとイイ音で破壊され、ハイ!アウト!

ランプ移植

DT200WRから取り外してあった補助ランプは、PIAAのドライビングランプです。
これを、タンクガードに取り付けていきます。

取り付けに購入したのは、タナックスのステーホルダーSA-18。
本来は、ハンドルバーに後付けでミラーを取り付ける土台の役割をする物ですが、太さの違うバーに取り付けが可能なので、好都合って訳。



肉厚のあるLステーも使って装置。



こんな感じね。
Lステーは、8Mのステンレスボルトを使い、ステーホルダーに連結。



ランプからの配線は、横部分のスリットから内部へ。
配線類は、前に使っていたAmazon製の安物リレーを使い、電源はグリップヒーターに繋がっていた端子に繋ぎ直しするだけで完了。
LEDのランプだからバッテリー配線をする必要も無し。



配線も目立たなくできたので、スッキリ。



スイッチは、ファットバーにも取り付けできる昔ながらの構造なんで完璧。
何故か、今販売されているスイッチ類は、融通できない形状になっている物ばかりですね。
このDRCのヘッドライトスイッチは良い製品てす。



点灯、バッチリ。
テネレ700 は、LEDライトの宿命でしょうか、手前が真っ暗なんで、ドライビングランプですが足元照射重視で角度を調節しました。日本なんで多少左寄りにね。



最後に、スクリーンのメンテナンスです。
汚れ、傷なんかよりも、黄ばみやクスミが出ないようにしたい。



スクリーンの奥、メーターを固定しているボルトが錆びてるのが目障りなんで、新品に交換しときます。



使ったのは、ヤマルーブのガラス系コーティング。高い製品です。でも、非常に評価が高かったので思い切って使用。
写真に撮っても違いが分からないので掲載してませんが、目で見てハッキリと違いが解りました。
使って分かったんですが、泡タイプで出ますがあまり多く出す必要はないです。付属品のタオルで伸ばすように拭くだけで、伸びもイイので。コレ、おすすめ。



かなり作業が進みました。
やっぱり天気が良いと走りにも行きたくなります。
今回、走り始めてしばらくして異変に気付きました。スピードメーターの速度表示がやたらと低いのです。……そう、バッテリーを交換した時にリセットされていて、マイル表示に戻ってしまったからなんです。もちろん、トリップメーターもリセットされてました。
テネレ700 はイタリア生まれだから、オーナーさんは皆、この洗礼を受けるみたい。
でも、一日中走りに時間を割くと、作業時間も少なくなる、……あ〜……ジレンマとの闘い。でも、秋って気持ちイイ〜ね。
今回はこれまで、ではまた。