DT200WR テネレ700

moto4とバイクライフ

何十年かぶりにバイクライフを復活させ、ポンコツバイクを現役の頃に走らせようと奮起してます。でも、分からない事ばかりで……でもガンバルオッサンライダー。

スピードメーターの修理

皆さまこんにちは😃
連日の暑さはたまりませんよね。
でも、晴天ともなるとツーリングしたくなるのがバイク好きの宿命。久しぶりの長距離を楽しんできました。
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突然のメーターストップ

ツーリング途中、ふと見るとスピードメーターが「止まっとるやん」。
でも、メーターストップは、殆どがケーブルの脱落によるものなんで、「ま、大したことは無いか」と楽観的に考えてたのが間違いでした。

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後日、カウルを外してみたらケーブルが脱落??ん?…ネジが…欠けてる?

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この様なことになっているとは、全く想像してませんでした。
ネジ山が残っているので、何とか取り付けることは出来ましたが不安です。

代用品を使って

当然ながらDT200WRのメーターはもう売ってません。専門の修理屋に頼むと高くつく。で、Amazonで見つけた何やら怪しげなDT200WR用の新品メーターなるものを取り寄せました。見た感じ、全体の形状は似ているみたい。

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まず、文字盤デザインは色と数字形状が違う。
右側のインジゲーターは、全然違う感じです。ま、インジゲーターは使いませんけどね。

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バラすとこから始めないといけませをが、YAMAHAのメーターは、しっかりと接着されてます。外すことを想定していないからですね。
とにかく、デザインカッターを土台とカバーの隙間に入れてカットします。手強い相手で、1時間ほどかかりました。

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メーターの中身は、はっきり言って普通。
オドメーターは、フレームを曲げればサッと外せるタイプでした。

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文字盤デザインは最低。TEMPとSPEED?ムチャクチャな適当デザインは、さすが中華。

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文字盤を外す前に、針を外さなければなりません。真横から見るとわずかに細い軸が見えてます。この上側をマイナスドライバーを使って持ち上げ……。

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ハイ、ポキッと折れましたが、外れてくれたので、ま、ヨシとしましょ。この針は、元々使うつもりはありませんから。

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軸はこんな感じで、非常に細くなってます。
針は、差し込んでいるだけなんです。

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こちらが純正メーターです。

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裏側は、こんな感じ。

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トリップメーターのノブ部分は、差し込んでいるだけでした。引くと外れる?

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純正メーターも同様に、デザインカッターで外しにかかります。……が!これが最強に手強い相手でした。4時間の大格闘。完全に手が痺れました。

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こちらが外した純正メーターのカバーです。
内側に白色の樹脂が、さらに入っていたとは。
だからカッターが入り辛かったんですね。

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左側がパチモン中華製。

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写真では分からないと思いますが、レンズの厚みが全く違います。純正は、分厚い。

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中身です。
純正は、オドメーターがフレームにガッチリ収まってます。正直、外すのをためらいました。
右側のパチモン中華は、写真のようにフレームを簡単に曲げる事が出来ましたので、オドメーターはすんなりと外せます。

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フレーム寸法は、全く同じの様子。
後は、文字盤と針を付け替えが出来れば何とかなりそう。

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純正メーターの針は、綺麗に外せて一安心。
でも、軸の太さが何となく太く見えるのは気のせいか?

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オドメーターを移植するのですが、純正メーターの距離に合わしました。メーターの構造は分かりやすいので、簡単ですよ。

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TEMPのインジゲーターを移植。ドリルで穴開けして元のネジで固定します。

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文字盤を固定するネジ穴の位置がズレてます。何で?
仕方なくまたこれも穴開け。
針は案の定、スコスコ状態でした。軸の太さが違います。これまた、何で?……で、ボンドを流し込み、固めました。
針の作動状態も確認済み。

この際、照明をプラス

メーターの明るさが、球をLEDにはしているのですが、やっぱり暗くて不満がありました。
この際、明るさを増設してみよう、って事で。
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エーモンから出てるLEDです。
発光面が大きいわりに、ボディはコンパクト。

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側面にアルミ板を貼り付けて、その上に貼り付けて固定します。

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配線はメーター球のから分岐させるだけ。たぶんこれでOK。

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カバーの取り付けは、やはり貼り付けになるのですが、ここはセメダインのスーパーXGです。
今のところ、万能接着剤で最強かも。
ゴムのように粘るので扱いやすく、固まると強力。
針の固定にもこれを使いました。

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車体に取り付け完了なんですが、日中、めちゃくちゃ明るいんで、メーターがどの程度の明るさになっているのか、写真に出来ませんでした。でも、肉眼では明るくなってますよ。
今日はこれまで、ではまた。