皆さまこんにちは😃
前回は、フロントのリムとスポークを交換しましたが、今回はリアも交換します。
フロント作業で、ある程度のコツは掴んだと思ってます。何とかなるでしょう、たぶんね。
リム交換作業
まずは、リアタイヤを外すのですが、リアはフロントタイヤとは違い、太くて硬いのでタイヤレバーを上手く使わないと、簡単には外せません。ま、素人ですから。
予め、スプロケットは外しておきます。
ビードは、ワイルドに足で踏んで全部落とす私流で。後はレバーで手前から徐々に外すだけ。
外れたホイールです。リムバンド代わりの粘着テープ、ネチョネチョ。コレ、私の仕業じゃ無いんです。前オーナーの友人の仕業ね。
スポークの写真を記録しておきます。
リアはフロントとは違い、スポークがOUTとINに左右とも分かれてます。非常に複雑。
オフセットは1センチです、たぶん。実はオフセットを測るのを忘れてしまい、ニップルを少し緩める作業をやってしまいました。でも大丈夫大丈夫。
外したリムの表面です。
ボーロボロのサービサビ。
内側は、サビが山のように盛り上がるほどになってます。チューブを傷付ける原因にもなりかねません。サビは鉄製リムの宿命ですかねー、何で125Rは鉄で200Rはアルミになってたんだろうか?
ハブの塗装
リアのハブは、フロントより塗装面が荒れてます。今回、この機会に塗装やっちゃいます。
しっかりとマスキング。塗装面はワイヤーブラシをかけて、パーツクリーナーで綺麗に脱脂します。
使うスプレーはコレ。
カンペハピオの密着スプレーとアクリルシリコンです。
密着スプレーの定番ミッチャクロンは、使い方がとてもシビアで、失敗する人もいるそう。
カンペハピオのは、安価なのに失敗しないので愛用してます。スプレーしたら20分以上(夏場)乾燥してから塗装するのですが、私はスプレーしたらドライヤーで乾燥させ、塗装作業に移ります。
ブラック塗装は艶消しブラックで、スポーク面にだけ後からクリアをスプレーしました。塗装時は当然、スプレーしたらすぐにドライヤーで焼き付け、これを何度も繰り返します。
ついでにブレーキも同じように塗装しました。
スポークを組む
取り寄せたステンレススポーク。INとOUTに分かれてます。
片側からスポークを組んでみました。
無理でした。
このタイプのハブは、リムがある状態ではスポークが差し込めないのが欠点です。
気を取り直して全てのスポークを差し込みます。
複雑になってきました。
何とか仮組み完了。
はたして、コレで合っているんだろうか?
スポーク張りは、前回と同様に縦ブレ取り、次に横ブレ取りの順で調整します。
Z-WHEEL ズィーウィール/S16リム AG200
Dachi ダチ/スポーク&ニップルセット HR MTX200
ビードストッパーの穴には、ちゃんと取り寄せました。
DRCのホールプラグです。
DRC ディーアールシー/リムホールプラグ
はい!完成です。なんか呆気なく終了の感。
ガムテープじゃなくて、リムバンドをはめてと。
タイヤを組んでみると、オオォォ…光ってます。気持ち〜イイ。
ついでにエアクリ
ついでではありますが、エアクリーナーを入れ替えます。
純正のエアクリーナーです。本当ですよ。何でこんなにスポンジ、デカいの?
取り寄せたらこの大きさ、ホンダさん間違ってませんか?って驚き。
で、DT200WRにも取り付けているエアーテックの適合品を使います。
エアーテックの特徴はこの専用オイル。
袋に入れて、オイルを馴染ませ、搾る?
乾くと、粘りが出てきて完了です。
サイズもピッタリで、ブルーカラーが美しい。
AirTec エアテック/エアフィルター APE100
AirTec エアテック/フィルターオイル
バッチリと決まった……?
そうは問屋が卸しませんでした。
タイヤを組んでから、いつものルーティンで、タイヤを地面にポンポンと落とすんですが、何故か…キンキン?音がするんですね、コレが。
恐らく、スポーク同士が干渉してるのかも。
しかもハブにピッタリとスポークが入ってないようにも感じる、何や分からんけど…。
ま、考えても解決しないので、これも旧車の味って事にして、前向きにポジティブに考えましょ。
今回はこれまで、ではまた。