DT200WR テネレ700

moto4とバイクライフ

何十年かぶりにバイクライフを復活させ、ポンコツバイクを現役の頃に走らせようと奮起してます。でも、分からない事ばかりで……でもガンバルオッサンライダー。

テネレのタイヤ交換

皆さまこんにちは😃
中古で購入したテネレ700ですが、走行距離が8000キロ程なのに、フロントタイヤはもうすぐアウトみたい。
……で、フロントもリアもついでに交換していきます。

ただ、不安が……。

スコーピオンとの格闘

不安は、……純正タイヤのピレリスコーピオン。これが、玄人も「難儀なヤツ」と言うほどビードが固いタイヤらしい。


まずは小手調べにフロントタイヤから始めます。



まだパターンがあるけど、正直言って無理は出来ないので、交換でしょう。



フロントもリアにも付いてあるABSセンサー、コレは精密なパーツなんで、先に外しておきます。



ブレーキキャリパーは、両側とも外しておきます。ボルト2本を外すだけです。



シャフトを外すには、19ミリのヘキサゴンが必要です。
テネレだけのために購入しました。
ただ、めちゃくちゃ固い。



試しにインパクトレンチを使ってみましたが……無理でした。何考えてこんなに固く締め込んでるんや。
結局、ロングスピナーを足で踏みつけて無理やり外すハメに。



今回、リアタイヤに苦戦する事を想定し、ユニットのムースチェンジャーを購入。高いけど、今後の作業がラクになるなら……と、思い切りました。
ムースタイヤを履く事は無いのですが、決め手はビードブレーカーの長さ。かなりのパワーを掛けられるハズ。



ま、フロントタイヤには不用の道具でした。
多少、他のタイヤよりはビードが固かったけど、それほどでも無く。



フロントタイヤには、ダンロップのトレールマックスを。比較的、優しそうなブロックパターンです。



ホムセンで特価だったので、ある事を試してみます。



チューブを入れたら、ベルトでキツく縛り、ビード部分を縮めます。ビード部分には、たっぷりとビードワックスを塗りたくります。



ググッと押し込み、タイヤレバーを数回使うだけでした。あっと言う間にスポッと。



テネレのシャフトには基本的にグリスは塗られてません。ヤマハの手抜きだと言う人もいるみたいですが、シャフトが走行に影響するような構造にはなっていないので問題無し。
でも、サビ防止として薄くグリスアップしておきます。
シャフトの先端のネジ部分はよくネジ山が潰れるみたいなので、スレッドコンパウンドを塗りました。



やっぱ、新しいタイヤは、気持ちイイってか。



さて、次は問題のリアタイヤです。



こちらもまだパターンは残っています。
結構、迫力あるパターン、嫌いじゃないけど、サヨナラ。



リアにもABSセンサーがあるので、予め外す事をオススメします。



さ、ここから固いビードとの格闘です。
普通、ビード落としなんかは数分もあれば出来るのですが……此奴には40分もの激闘でした。
で、この時点で日没デッド。
続きは翌週に持ち越し。



さて、続きの作業です。
写真だと簡単に外れてるみたいですが……スコーピオンは手強かった。
ビードの固さだけじゃなく、全体的に固い。
コツを見つけるまで時間が掛かりました。



リアタイヤにはダンロップのトレールマックスミックスツアラー。
あまり好きな形じゃないけど、ダンロップにはコレしか無いので。



フロント同様、リアもベルトを使って取り付けます。
コツは、バルブ付近をベルトでホイールと密着させる事。
この方法、慣れると簡単。



あと、ビードワックス、ベタベタに塗るとラク



装着完了。もう私、林道走りませんタイヤって感じ。

北米仕様にする

北米仕様にするって言っても、エンジンのボアストロークを変更するとかじゃなく、見てくれを真似るだけ。


純正部品は国内でまだ手に入るんですね。
赤色のリフレクターは、Amazonの中華品。




変更するのはフロントとリアにリフレクターを取り付けること。
北米だけはこの2点が無いと走れ無い事になってます。



フロント側はステーを入れ替えるだけで完了です。



リア側は、ナンバープレートのステーが追加されるパターンです。
ステー自体を取り付ける穴が既にフェンダーには有り、コレまたボルトオン。
……しかし、日本のナンバープレートのボルト穴の位置が狭く、ステーに合いません。左右合わせて5ミリほどのズレ。削ってやりましたよ。



取り付け完了。
元の位置から後退し、角度も上がる。
おかげで、ドラレコのカメラが上向きに。



コレで、他のテネレ700との違いが強調された、かな。
フロントリフレクターは2022テネレには付いてあるけど、流石にリアリフレクターは、わざわざ取り付けないと、無いでしょう。
今回はこれまで、ではまた。