皆さまこんにちは😃
気温も下がり、冬到来ってことなんですが、まだまだ日中は震えるほどの寒さにはなって無いので、チョコチョコっと作業をしてます。
今回は、友人から引き受けた時から曲がっているフレームを修理して、サスペンションも入れ替えようと思います。
リアサスを購入
リアサスは元々、シート高が低い上にヘタリ感があったからなのか、前所有者の友人が当時、スプリングを規定より締め込んでいる状態。さすがに今はヘタリ感がMAXに!
ってことで、ヤフオクで250Rのリアサスを購入しました。
何で250Rのリアサスなのかって?、そりゃ車高を上げたいからなんですが、取り付けが出来るか?、車高が高くなり過ぎなのか?、少々心配はあります。
まず、スプリングを外すための工具を使いますが、サビついた中古品の敵ではありませんでした。
結局、水道レンチ(パイプレンチ)を使い、力づくで外す事になりました。
外したらサビ落としです。
結構、強烈なサビですので、電動ドリルにヤスリを付けて一気に取っちゃいます。
サビが無くなったら完了。色が残ってますがコレは無理ってことで。
右が125R。左が250R。
長さが明らかに違います。
本当に取り付けできるのか?
フレームの修理
フレームの曲がりを修理する前に、元々のリアのタイヤの浮き位置を確認。
メンテ用スタンドにかけた状態がコレ。
実はこのスタンドの高さは変えられるのですが、一番低くしてもエンジン下に差し込むのがギリギリなんです。
恐らく250Rのリアサスを入れれば、最低地上高も上がってくれるハズです。
フレームの曲がりはこのように、左側に寄っている状態です。
私が今回試すフレーム修正は、絶対にプロはやらない方法です。
始める前に小道具を作ります。
コレは会社で取り扱っている「ぶら下がり健康器具」の使わなくなったパイプを加工したものです。
フレームの端にこのパイプを固定します。
この支えをしてやらないと、恐らく次の作業で大ダメージを与える事になってしまう可能性がありますので。
この巨大なハンマーは「掛矢」。家の柱などを組む時などに使う道具ですが、何故か我が家にはあるんですね。
そう!この掛矢で叩く(関西では、どつく)荒行事をします。
10回ほどの打撃でフレームの位置が、元どおりに戻りました。
この時代のHONDAのパイプフレームは柔らかくなっていて、剛性に欠けると今でも巷では悪評されているみたいですが、上手くやれば曲がり戻せるって事を、身をもって証明出来ました。
戻り具合は後ほど。
消耗品もついでに
コレまた、外しついでに奇跡的にヤフオクで手に入れたチェーンスライダーを付け替えます。
チェーンスライダーは、スイングアームにプラスネジで付いているのですが、今まで外された事がないため、完全に固着してました。
ドライバーでは、ネジ山を潰してしまうので、活躍して頂きましょう「ンパクトドライバー ース付」!
左側が購入した中古品。
削れが非常に少ないので、まだまだ使える代物です。
250Rリアサス付くか?
リアサス、何とか付きました。
取り付け作業は簡単ではなかったのですが、慎重に正確に。可動部分には全てモリブデンでグリスアップしました、べットベトにね!
長さが長くなったので、リンクとの間隔がギリギリです。ってことは、スイングアームが下がっている=ヒップアップ状態?
シートをまだ付けてませんが、サイドスタンドを出すと、ノーマルの時より若干傾斜した感じです。
後ろ姿。歪みは殆ど元どおりになってます。
前回に取り付けたFMFマフラーですが、フレーム修正をする前に付けていたので……
こんなタイヤの擦れた痕がついてしまったんです。
サスペンションを250Rのものに交換した結果がコレ。
ヒップアップしてます。跨ると、以前は両足カカトまでべったりと地面についていたのが、両足ともカカトが浮いてます。ヒップアップしたことで、フロントはキャスター角が立った状態に。でも少しだけなので、殆ど走りには影響無い感じです。
タイヤを地面に着けた感じでも、ヒップアップしていてカッコ良くなりました。
憧れの82年式XR200Rに近づいた感じもして、さらに愛着が増した今回の作業。思い切ってやって良かった〜!
今回は、これまで。ではまた😃