DT200WR テネレ700

moto4とバイクライフ

何十年かぶりにバイクライフを復活させ、ポンコツバイクを現役の頃に走らせようと奮起してます。でも、分からない事ばかりで……でもガンバルオッサンライダー。

荷掛けフックと化粧直し

皆さまこんにちは😃
日に日に春に向かって気候も良くなってきたかなぁ。って事で、キャンプなどで荷物を載せる時、純正のキャリアに一つ欠点がありまして、はい……。

頑丈なのは認めますが、フレームが太すぎて、荷掛けのS字フックが掛かりません。
なので、掛かるフック部を作ります。


フックを作る
ようは、S字フックが掛かれば良いので、ホムセンに売っている材料を工夫すれば何とかなる発想。
出来るだけ錆びない素材でと考えたら、マリンフックが最適だと探しました。

用意したのは、オープンパットアイとそれに合いそうなU字ボルト。



オープンパットアイのネジ穴が小さいので、鉄鋼ドリルで広げていきます。
しかし、さすがはステンレス。16個の穴を広げた後は、ドリルの切れ味は全く無くなってしまいました。



キャリアに取り付けた時に、出来るだけ動かないようにすることと、キズを付けたくないので、薄いゴムシートを取り付けます。



ゴムシートは貼り付けるのは難しいので、熱収縮チューブを使うことにします。



まず、マスキングテープで固定。



熱収縮チューブを無理くり被せます。



オープンパットアイの裏目にもゴムシート。コレも熱収縮チューブを巻きます。



後は、ヒートガンで熱して合体。



取り付け具合はこんな感じ。
オープンパットアイがクローズアイに。
ま、コレでフックも外れる心配も無くなります。



合計4箇所に取り付け完了。


レプリカパーツ取り付け
2023年の新型テネレの発売と同じくして、ラリーエディション仕様の外装キットが3月に発売されるので、早速、YSPに行って予約をしました。
店長も、入荷がいつになるかわかりませんが……って事でした。

……が、何と25日に即入荷。これには店長も驚きだそうです。
昔からソノートヤマハのスカイブルーが大好きでしたので、楽しみです。



パーツは揃っていますがキットなんで、デカール類は自分で取り付けしないといけません。



デカール以外に、ウレタンスポンジなんかも取り付けしないといけません。



デカールを貼る位置は、説明書にある程度の目安は書いてありますが、後は直感で。



サイドカバーのデカールは、上下が保護シートで組まれた状態なんで、何とかなりそう。
上側の位置が決まったら、マスキングテープで固定し、テネレの文字部は下側をマスキングテープで動かないようにしてから、上下をハサミで切り離しました。
貼り付けには、台所洗剤を少し混ぜた水をスプレーしながらゆっくりと貼り付けるのが良いと思います。



まずまずの仕上がりですが、結構な時間をかけてしまいました。



リアのカバーは、一見簡単そうに見えます。



貼り終え、よく見ると微妙にラインがズレたように見えます。
このデカール、直線ラインに見えて実は曲線が混じったややこしいデザインでした。要注意。



キットには無いのですが、YAMAHAの文字デカールが余っていたので、後ろ側に貼り付け。でも、キャリアで見えなくなるんです。



パーツは全てフランス製でした。
やっぱり、おフランスは雑。キズ有りのまま出荷です。ま、この時点でクレームする気もないけど、ま、コレも味、と言うことにしときましょ。



テネレから外装を外していきます。
こうして見ると、ブラック系は渋いけど、やっぱり暗い。



グロメット類は全て取り外して再利用です。



もち、ウインカーも付け直し。



テネレのウインカー、ボルトは一切無しで取り付けている構造。



今回の取り外し取り付けで、分かり辛かったのがタンクカバー。
ボルト類は外れているのに、引いても押してもびくともしない。



外れてから分かったのが、タンク本体の左右にあるこの爪。
カバーがコレに引っかかるように固定される構造で、カバーを外す時にはカバーを左右に広げるようにしないと外れません、コレ、結構キツイです。取り付ける時も同じく広げてやらないと付きません。



出来上がりは、レプリカ〜って感じかな。
タンクがグレーのままだから、即、真似したなぁってわかる。



ハイ、YAMAHA、隠れました。



レプリカ、大満足です。
無理してキットを購入した甲斐がありました。
今回はこれまで、ではまた。

クラッチリフタープレートを付ける

皆さまこんにちは😃
XL125Rですが、以前にクラッチプレートを交換した時、スプリングをXLRの物に入れ替え、歯切れの良い感じにしましたが、多少の違和感を感じてました。
コレはもしかして他に何か原因が有るかも、と思い探った結果、一度、プレートを替えて見るのも良いかも、って思いました。

クラッチのガタつきを止める


クラッチのガタつき?って聞くと……何?と首を傾げてしまいますよね。
今まで知らなかった事には、非常に興味が出てきて、ついついトライしてみたくなり、SPクラッチリフタープレートなる物を購入してみました。
ノーマルのリフタープレートと入れ替えするだけなんですが、コレでクラッチ操作の時にスプリングのグラつきによるロスを緩和するみたいです。なんや知らんけど。



オイル交換した時から、あまり走って無いので勿体無いけど、この廃油は次の作業の時に使いたいので保管しておきます。



サクッとクラッチケースを開けてっと。



この状態でスプリングのボルトを外すだけで、プレートは交換できます。



右側がノーマル。左側がSPクラッチリフターで、スプリングが当たる箇所の形状に違いがあります。
スプリングをはめると、彫られたミゾにスプリングが嵌まって、前後左右に動かなくなりますので、クラッチ操作時にスプリングが余計な動きが無いようになる仕組みみたい。なんや知らんけど、ってまた出た。



スプリングは、やっぱり元のXL125Rの物に戻します。
考えてみると、歯切れの良いクラッチを求める程のエンジンパワーは有りませんのでね。
長さはこれだけ違います。



組み込みには少々気をつけないといけないみたいで、スプリングを写真の位置に4本ともしないとプリロードが変わってくるので、クラッチ操作が正常にならないんだそう。



組み上がりましたが、見た目は変化無し。



ケースを開けると、またか〜と思うガスケットの残り。



オイルストーンで、ちまちまガスケット剥がしをしました。



さて、実際の走行の感触ですが、クラッチをゆっくりとミートすると、ノーマルの時よりもマイルドで滑らかになっています。
テネレ700のように、超滑らかでは無いけれど、明らかに以前との違いは分かります。
適合車種はそんなに無いみたいですが、付け替えて損は無いパーツと感じます。

間違い、訂正

テネレ700を北米仕様にしようとリフレクターを前後に取り付けてましたが、贔屓に観ているYouTuberの人の車両を見ていて気が付きました。


コレ、間違い。ナンバープレートが斜めになるって、ハイ、間違ってます。



コレが正解。
ナンバープレートホルダー自体を、上下逆に付けていました。早よ気をつけよ!って自分に「ア〜ホ」って言ってしまう今日この頃。
今回の作業はこれまで、ではまた。

ハッピーメーター対策

皆さまこんにちは😃
ハッピーメーター?……何だソレ。
聞き慣れない言葉ですよね、私もテネレ700 に乗る前までは知らなかった事です。
最近のバイク、とくにヤマハのバイクでは当たり前のようにハッピーメーターにしているようです。
何がハッピーって?……、実際のスピードよりも速い速度表示がされるスピードメーターの事なんです。どうやら、これをすることでスピードを抑える目的みたいですが、非常に紛らわしい。
流れに沿って走ってるとメーターは、自分の感覚がおかしくなるほど速い速度に。逆にメーター通りに走行すると後ろの車が煽ってくるので、非常に危険です。

デジタルメーターを取り付け


ハッピーメーター対策として今回、DT200WRに取り付けていたACEWELLのデジタルメーターを取り付ける事にします。
今は、ドライブレコーダーのモニターにGPSを使っているため、速度表示が出ます。でも、将来的にはこのドライブレコーダーもモニターの無いタイプにしたいので、実際の速度を確認できるようにしたいので。



取り付けに必要な、フロントホイールに付けるセンサーを購入。



テネレ700 のフロント左側には、ABSのセンサーがあるので、反対側に取り付ける事にしました。
テネレ700 のフォークガードは肉厚があり、取り付けに最適そうなので、穴空けして配線も這わせます。
写真は、既にセンサー用のマグネットをブレーキディスクのボルトに取り付けでます。マグネット、超強力です。
マグネットと、センサー本体までのクリアランスは5ミリ以内が指定。合わせた状態で穴空け位置をホワイトマーカーで印します。



穴を開けました。
配線を這わせるための穴も。タイラップで固定する予定。



センサー部分には、3ミリのボルトとナットを使うので、樹脂部分がへたらないように1ミリ厚のアルミ板をはさみます。



取り付けは、サクッとこんな感じ。
ボルトには念のため、スプリングワッシャーと緩み留め液を塗ってます。



車体に取り付けて確認。
センサーとマグネットのクリアランスは、予定通りのイメージ、3ミリ程でしょうか。



配線は、ブレーキホースに添わせて配置。



電源は左側から。
純正パーツの電源取り出し配線を前に取り付けてましたのでOK。



メーター本体は、DRCのバーを反対に取り付けて、バーのベース部分にボルト止めしました。



ちょうどセンターに位置できてます。比較的見やすい位置かな。



さて、ここからが問題です。
車輪に合わせたセッティングをしないといけないのですが、説明書に書かれている通りにセットするとめちゃくちゃなスピード表示になります。
説明書の数値は、ホイールのインチから単純計算しただけなので、タイヤは入ってません。
ま、タイヤ無しでホイールだけで走る強者だったらコレで良いのでしょうけどね。



で、実際のタイヤ外周長を見るため、マスキングテープを使ってやってみます。



余り板の端にマスキングテープの印を合わせ、メジャーを引っ掛けてと。



2194ミリでしょうか。
ただ、タイヤのブロックのしなりなんかが、この数値からは読めないので、実際に走行してGPSとの誤差を見ないといけません。



走行前です。スピードメーターが3つ、異様な感じ。



実際に走行し、4回ほど修正して2110という数値に落ち着きました。
センサーでの感知とGPSでの感知のタイミングに多少のズレがあったので合わし辛かったけど、ま……納得。何かの参考にはなるかな。
今回の作業はこれまで、ではまた。

転んださきの末

皆さまこんにちは😃
新しいバイクに乗る時には気を使い、緊張した運転になります。でも、慣れてくると気を抜き、思わぬ事も起きるものです。


早速ですが、押して歩こうとした時に傾けてしまい、テネレを倒してしまったのです。
さぁ、どうなったかって?
タンクガードが受け止めてくれましたので、車体は無傷でした。……が、当然、ガードにキズが。
以前に、もしや?と、安物のガード用の樹脂ガードを仕入れてましたので、この機会に付けておく事にしました。
……さぁ、チョコチョコと作業しますよー。

チェーンガイドを付ける


テネレ700 にはチェーンガイドがありません。
オフロード車なのに何故付いていないのか?正直最初は理解できませんでした。
でも、社外品を取り付けできるネジ穴はあるんだね、不思議。



用意したのは、ZETAのデュラブルチェーンガイド。
他にも選択肢があったのですが、ZETAだけがリプレースメントパーツを別販売しているからです。
チェーンと触れ合う樹脂は消耗品なので、これは必須。



各パーツも強固な造りで、組み立て前から安心感があります。各ボルトの指定トルクも説明書に細かく書かれていました。



コレでオフロード車らしくなりました。
無いとやっぱり変ですよね。

リアスタンドを改造する

リアスタンドを改造するって、車体側じゃなくてスイングアームを持ち上げる作業用のスタンドのことです。


購入した理由は、チェーンを掃除する時、そしてオイル交換をする用に必要だったからです。
テネレ700 のオイル交換では、アンダーガードを外す必要があるのですが、外した後はエンジン下にスタンドを掛けてはいけない構造だから、仕方なくリアスタンドが必要になる、と言う訳。
用意したのは、UNITのリアスタンドアジャスタブル。



いざ使用してみると、微妙にタイヤが地面にまだ接している状態に。当然、タイヤを手で回すことは出来ず。これ以上、受け部の高さを上げられないので、追加で穴を空けます。



ドリルで穴をあけてから、リーマーで穴の大きさを拡大させて調整します。



この位置まで上げることができましたが、この高さが限界です。



はい、無事に車輪を浮かせる事ができ、一安心です。
製品制作の時に、何故ここまで考えて作れなかったのか、UNITブランドにはもう一捻りしてもらいたいものです。

充電をし易くする


テネレ700 が来た時から、充電の事が私の中では重要視するようになりました。
以前のDT200WRはバッテリーレスだったので、バッテリー車はXL125Rだけ。
でも今は2台ともバッテリーなんで、充電し易くしたかった。



XL125Rは、スリムなオフ車なんで、バッテリー周りはとてもタイトな造りで、バッテリー端子部分も小さめ。
バッテリーチャージャーに付属されているコードのワニクリップでは、上手く端子が掴めないんです。



そこで、車体側に専用の連結コードを用意しました。




デイトナの補修用 防塵キャップ付き車体配線で、今持っているスイッチングバッテリーチャージャー12V(回復微弱充電器)に接続して、簡単にチャージができます。
因みに、このチャージャーには今回取り付けたキャップ付き配線は一つ付いてますが、付属の物はキャップが非常に固い。しかし、この別売配線は柔らかくて非常に使い易い。ご参考に。
今回はこれまで、ではまた。

テネレにナビを付ける

皆さまこんにちは😃
今回は、テネレ700 にナビゲーションを取り付けたいと思います。

カーナビにする

今までは、スマホのナビを使っていましたが、道案内を設定した時だけに限っての使用でした。
その時以外は使う事が無いので、現在位置を見るだけ…っと思っても、取り出すのが煩わしく、ま…ようはカーナビの方が便利だ、という結論です。

テネレ700 には、フロントにモバイル機器を取り付けするためのバーがあります。
ここに取り付けるため、色々と考え、方法を探りました。
ナビに関しては、バイク専用のナビは防水になっていて良いのですが、高額過ぎて候補にはなりません。
そこで、使い慣れているカーナビのゴリラにする事にしました。ゴリラにはトンネル内やビル影によるGPSの遮断を補うジャイロが内蔵されているのが魅力です。



勿論、使うのは中古品。
メルカリに出ていたCN-GP540Dで、年式は2014年。
機能については充分なスペックです。新しく出来た道路については無視です。ただ…安いのには理由があって、タッチパネルが殆ど機能しない。
でもあるんですね、ゴリラを直す会社。
奈良県にある「あすか修繕堂」に連絡し、持ち込み修理しました。わずか数十分で復活です。
この年式はタッチパネルに欠陥があるみたいですが、パネルを交換するだけで元通りになるそうです。




テネレ700 のフロントバーの直径は13ミリの細いヤツなので、デイトナのクランプスペーサーを用意しました。
取り付けは、なんか無理やりはめ込むみたいな固いヤツです。



中古品には自動車に取り付けるためのスタンドも入っていて、このナビ側のパーツだけを利用したいと思います。後側にボール、これ使えそう。



Amazonで売っていた安物のアダプター、コレを合体させましょう。
中間のコネクターが、ボールを上手く掴んでくれる事を祈ります。



合体成功。
中間アダプターは、構造的に大きさの違うボール同士を連結できるので便利。



基本的にナビは付けっぱなしにしたいので、落下防止と防犯を兼ねて、ワイヤーを取り付けます。
ワイヤーが通せるようにナビゲーション下にあるストラップホールにスナップリングを取り付けます。



安価で小型の南京錠で取り付けました。



サクッと取り付け。
こんな感じ。電源はUSBからで、音声案内用にコードをハンドル側まで引きます。



音声案内用端子の先端をゴムシートで巻き巻き。
結束バンドでハンドルに固定。
使っているインカムにはAUXがあるので、Bluetoothを繋ぎながらAUXからオーディオジャックをハンドルのコードに連結してやれば、同時に音声が聞こえる方式です。



無事に作動しました。
イグニッションと連動してオンオフなので、楽です。




ゴリラは防水にはなってません。
気休めかも知れませんが、カッティングシートを使って、背面のスピーカーの穴とボディサイドを塞ぎます。



ナビゲーション、取り付け完了。
位置は、少し手前にしたかったので、こんな感じ。

またメルカリで


捨てる神あれば拾う神あり……。
ツアラテックの製品は有名ですが、値段が高い。
でも、メルカリって使わなくなったから出品される物が大半を占めるので、案外と良い物に出会えるんです。
定価の半額に即決。
ウォーターポンプをガードするパーツ、取り付けます。



さすが、値段が高いだけの理由があります。
厚みが3ミリもあるので、重厚感があります。



テネレ700 のウォーターポンプは、この様に足元に張り出してますので、万一の転倒時にはダメージは避けられません。
ボルトはヘキサゴン。
めちゃくちゃ固いボルトです。



付属のボルトを使っての取り付けで完了。



締まりのある右サイドになり、満足。
今回はこれまで、ではまた。

テネレのタイヤ交換

皆さまこんにちは😃
中古で購入したテネレ700ですが、走行距離が8000キロ程なのに、フロントタイヤはもうすぐアウトみたい。
……で、フロントもリアもついでに交換していきます。

ただ、不安が……。

スコーピオンとの格闘

不安は、……純正タイヤのピレリスコーピオン。これが、玄人も「難儀なヤツ」と言うほどビードが固いタイヤらしい。


まずは小手調べにフロントタイヤから始めます。



まだパターンがあるけど、正直言って無理は出来ないので、交換でしょう。



フロントもリアにも付いてあるABSセンサー、コレは精密なパーツなんで、先に外しておきます。



ブレーキキャリパーは、両側とも外しておきます。ボルト2本を外すだけです。



シャフトを外すには、19ミリのヘキサゴンが必要です。
テネレだけのために購入しました。
ただ、めちゃくちゃ固い。



試しにインパクトレンチを使ってみましたが……無理でした。何考えてこんなに固く締め込んでるんや。
結局、ロングスピナーを足で踏みつけて無理やり外すハメに。



今回、リアタイヤに苦戦する事を想定し、ユニットのムースチェンジャーを購入。高いけど、今後の作業がラクになるなら……と、思い切りました。
ムースタイヤを履く事は無いのですが、決め手はビードブレーカーの長さ。かなりのパワーを掛けられるハズ。



ま、フロントタイヤには不用の道具でした。
多少、他のタイヤよりはビードが固かったけど、それほどでも無く。



フロントタイヤには、ダンロップのトレールマックスを。比較的、優しそうなブロックパターンです。



ホムセンで特価だったので、ある事を試してみます。



チューブを入れたら、ベルトでキツく縛り、ビード部分を縮めます。ビード部分には、たっぷりとビードワックスを塗りたくります。



ググッと押し込み、タイヤレバーを数回使うだけでした。あっと言う間にスポッと。



テネレのシャフトには基本的にグリスは塗られてません。ヤマハの手抜きだと言う人もいるみたいですが、シャフトが走行に影響するような構造にはなっていないので問題無し。
でも、サビ防止として薄くグリスアップしておきます。
シャフトの先端のネジ部分はよくネジ山が潰れるみたいなので、スレッドコンパウンドを塗りました。



やっぱ、新しいタイヤは、気持ちイイってか。



さて、次は問題のリアタイヤです。



こちらもまだパターンは残っています。
結構、迫力あるパターン、嫌いじゃないけど、サヨナラ。



リアにもABSセンサーがあるので、予め外す事をオススメします。



さ、ここから固いビードとの格闘です。
普通、ビード落としなんかは数分もあれば出来るのですが……此奴には40分もの激闘でした。
で、この時点で日没デッド。
続きは翌週に持ち越し。



さて、続きの作業です。
写真だと簡単に外れてるみたいですが……スコーピオンは手強かった。
ビードの固さだけじゃなく、全体的に固い。
コツを見つけるまで時間が掛かりました。



リアタイヤにはダンロップのトレールマックスミックスツアラー。
あまり好きな形じゃないけど、ダンロップにはコレしか無いので。



フロント同様、リアもベルトを使って取り付けます。
コツは、バルブ付近をベルトでホイールと密着させる事。
この方法、慣れると簡単。



あと、ビードワックス、ベタベタに塗るとラク



装着完了。もう私、林道走りませんタイヤって感じ。

北米仕様にする

北米仕様にするって言っても、エンジンのボアストロークを変更するとかじゃなく、見てくれを真似るだけ。


純正部品は国内でまだ手に入るんですね。
赤色のリフレクターは、Amazonの中華品。




変更するのはフロントとリアにリフレクターを取り付けること。
北米だけはこの2点が無いと走れ無い事になってます。



フロント側はステーを入れ替えるだけで完了です。



リア側は、ナンバープレートのステーが追加されるパターンです。
ステー自体を取り付ける穴が既にフェンダーには有り、コレまたボルトオン。
……しかし、日本のナンバープレートのボルト穴の位置が狭く、ステーに合いません。左右合わせて5ミリほどのズレ。削ってやりましたよ。



取り付け完了。
元の位置から後退し、角度も上がる。
おかげで、ドラレコのカメラが上向きに。



コレで、他のテネレ700との違いが強調された、かな。
フロントリフレクターは2022テネレには付いてあるけど、流石にリアリフレクターは、わざわざ取り付けないと、無いでしょう。
今回はこれまで、ではまた。

クラッチを軽くする

皆さまこんにちは😃
シフトチェンジの少ない高速道路なんかは問題無いけど、テネレ700 のクラッチは油圧でも無い昔ながらのケーブル式なので、頻繁に操作するとその重さが手に負担をかけてしまいます。
初めて握力の無さを身にしみました。

CAMELの1フィンガークラッチ


テネレ700 のクラッチは、作業し易い場所にあります。
ノーマルのレバー類を交換することで、クラッチレバーに掛かる重みを軽減させます。



CAMELのパーツは初めてではなく、ローダウンするためにサイドスタンドを同メーカーの製品にしました。作りが強固なイメージを私はもってますので、今回の製品も期待できそう。



これが製品一式。
細かなパーツまで揃ってますね。



ノーマルパーツを外す前に、レバーとの直線上に見た軸の所にマジックで印を付けておきます。



スナップピンを外すと取り外せますが、ピンの下にあるワッシャーは、取り付け時にも使用します。



外したレバーを並べて見ると、長さの違いが明らかに違います。



スプリングも付属されてます。
右の純正はレバーの穴に差し込むように、先端が曲がってますが、付属のスプリングは曲がっていない形状。



レバーに連結するパーツは、付属の割りピンで固定するようですが、作業性を考えてキタコのベーターピンを使う事にします。



レバーを取り付けます。
位置としてはレバー左側ラインが、マーキングと一直線になるようにします。
テコの原理を考えるとこの位置がベストでしょうね。



取り付け完了。
ただ、この時点で後悔。テネレのクラッチレバーの微調整ネジは案外と外しにくいので、ワイヤーを外した時に注油する方がやり易いハズ。
次回にまたバラす事にします。

見えないインジゲーター


テネレ700 を購入した時から、ETCが付いていました。
ETCのアンテナは、ヘッドライトユニット上部のカバーの中に仕組んであるみたい……多分。
ま、アンテナはともかく、作動状態を確認するためのインジゲーターが、どう光っているのかが全く分からない。



インジゲーターはスピードメーターの下にある配線にタイラップで固定されています。
スッキリと収まってますが、何せランプが上を向いているので見えん。



……っと言うことで、取り付け用のベースを作っていきます。
1.5ミリのアルミ板を曲げて、穴を8ヶ所開けます。
メーター周りに使うので、アルミ剥き出しは目立つため、黒くします。塗装ではなく、耐候性カッティングシートでマスクしました。



少し分かりづらい写真ですが、インジゲーターをタイラップで固定し、曲がった下側もタイラップを使って、メーター配線に固定。多少、左右に動きますが殆ど分かりません。



ハイ……ハッキリとインジゲーターの光がわかるようになりました。赤色は、カード…入ってへんで〜。



ETC本体は、シート下にありますが、ダイレクト状態です。
フェンダー裏面に直置きは少し心配。



残っていた衝撃吸収ゴム、ハネナイト。
粘着付きなのが便利。



本体裏に貼って完了。
薄さも分厚くないのでバッチリ。
今回はこれまで、ではまた。