DT200WR テネレ700

moto4とバイクライフ

何十年かぶりにバイクライフを復活させ、ポンコツバイクを現役の頃に走らせようと奮起してます。でも、分からない事ばかりで……でもガンバルオッサンライダー。

トップケース付けてみた

皆さまこんにちは😃
秋祭りの季節になりました。
青年団を引退して数十年。もう参加しない私。
祭りの日ですが、ちょこっと作業いたします。

純正リアラックを改造して


私のテネレ700 には、購入した時からワイズギアの純正リアラックが付いてます。
純正のトップケースなら、このラックに即装着できますが、今回用意したのは中華製の汎用品なんでそのままでは取り付けは出来ません。



後部には、大きな台形の樹脂突起。



前部左右にケースを嵌め込むための突起があります。



突起部分を外すために、一旦、リアラックを車体から取り外しました。
さすが、made In Italy。取り付けボルト位置がズレて作られてます。取り付けの時、苦労しそう。



裏面はこんな感じ。



前部左右の突起部分は、ボルトで固定してあるだけなので、簡単に外せます。
ゴムベース部分は、金具を取り付ける際のクッションになるので、そのままにしておきます。



後部の突起は、ボルトのような、そうで無いような。



よく見ると、ヘキサゴンボルトの穴部分を樹脂のような物で埋めているだけみたい。
さあ、どうする。



樹脂系なら、熱っすれば柔らかくなって外せると考え、ヒートガンで熱してピックで外す手法をとります。



ハイ、外れました。
ボルトは、ヘキサゴンではなく、小さめのトルクスでした。テネレ700 の車体には使われていないサイズのトルクス。工具類の奥深くを探すと奇跡的に合うトルクスレンチを発見。無事、取り外せました。

中華製トップケース取付け


ヤマハ純正品なら6万円もしますが、Amazonで売っている中華製の汎用品なら1万7千円でした。容量は純正より3リットル多い45リットルです。安いので不安でしたが、庫内の接着剤系のニオイ以外は良く出来てます。ニオイは、そのうち取れるでしょう。



付属の取付けベースを取り付け、メチャ簡単。



4ヶ所を挟み込むので、ガッチリと取り付き、動くことはありません。



ケースの蓋部分だけ、ブラックカラーになってますが、それ以外は純正品の形状と変わりません。



バランスも良さげです。



……でも、普段の近場へならこの方が使い勝手がイイので、改めて取り付け。
ベースに、変な突起が無くなったので、バッグもキレイに装着出来ました。
本日はこれまで、ではまた。

ランプ移植、アンコ調整など

皆さまこんにちは😃
自分仕様にするべく、ちょこちょこと作業を進めます。
まずは、やたらと幅の広いシートを微調整します。足付きが悪い原因の一つはシート幅にあり、乗車中でもニーグリップがし辛い要因にもなってました。

シートのあんこ抜き

テネレ700 のシート問題は、幅広だけで無く、ツーリング時には無用の滑り止めタイプの生地が纏ってます。

激しいダート走行なら良いシートでしょうが、停車時に、身体を左右に動かしたい私にとっては迷惑です。ズボンも擦れて生地が傷みますからね。



まず、シートからシート生地を外します。
マイナスドライバーで簡単に外す事ができます。



カットしたい部分にラインを引いたら、粗目のヤスリなどで削ります。
100均のオロシ器を使う方法もありますが、ボロボロになってしまうので、時間がかかっても粗目ペーパーで削りました。



ま、だ〜いたいやね。



シート生地には、Amazonで販売していた日本製の生地を使います。案外、安く売ってました。



過去の経験を思い出し、前側をタッカー止めして多少ダブらせた感じで後側をタッカー止め。
この状態から、左右に引っ張りながら順番にサイドをタッカー止め。



まずまずの出来上がり。
意外に伸びが良い生地だったので、貼りやすかったので、この生地、当たりです。



跨ってみて、「もうちょい削っても良かったかな〜」。微調整は、次の機会に取っときます。

バッテリー交換


中古車で購入したので、バッテリーは弱ってましたので、交換しておきます。



どこのバッテリーにするか、かなり悩みました。
結局、価格で選んでしまったデイトナ社製。充電器もこの機会に同社のものを購入し、同梱されているリード線を取り付け。充電が連結し易いのでラク〜。

グリップ交換


購入時に取り付けてあったグリップヒーターは、不要なんで外しちゃいます。



何で不要なのかって?
冬グローブで充分暖かいし、クラッチ側の内側の突起部分が手に当たって痛いからなんです。一度、皮が剥けてしまいましたからね。



樹脂だけの純正ハンドガードを外すと、最初の難関、巨大ヘキサゴンしか外せないハンドルウエイト登場。



このためだけに購入した12ミリのヘキサゴンです。
ラチェットに取り付けて外すのですが、メチャクチャ固くて回ってくれません。仕方なく、ロングのスピンナーハンドルを使って力技で。



グリップは、純正グリップを取り付け。
純正品を手にするまで知りませんでした。アクセル側はインナーカラーが取り付けてある状態の部品になっています。
確かに取り外したグリップヒーターは、インナーカラーまで一体化してあるので、汎用グリップを装着するには工夫が必要になります。
さて、結論。グリップヒーターは、取り外すと再装着は出来ません。何故かって?……クラッチ側のヒーターは、普通のグリップには無いインナーカラーがあり、それも樹脂製。これがハンドルバーにガッツリと接着してありました。
外す瞬間「パキッ」っとイイ音で破壊され、ハイ!アウト!

ランプ移植

DT200WRから取り外してあった補助ランプは、PIAAのドライビングランプです。
これを、タンクガードに取り付けていきます。

取り付けに購入したのは、タナックスのステーホルダーSA-18。
本来は、ハンドルバーに後付けでミラーを取り付ける土台の役割をする物ですが、太さの違うバーに取り付けが可能なので、好都合って訳。



肉厚のあるLステーも使って装置。



こんな感じね。
Lステーは、8Mのステンレスボルトを使い、ステーホルダーに連結。



ランプからの配線は、横部分のスリットから内部へ。
配線類は、前に使っていたAmazon製の安物リレーを使い、電源はグリップヒーターに繋がっていた端子に繋ぎ直しするだけで完了。
LEDのランプだからバッテリー配線をする必要も無し。



配線も目立たなくできたので、スッキリ。



スイッチは、ファットバーにも取り付けできる昔ながらの構造なんで完璧。
何故か、今販売されているスイッチ類は、融通できない形状になっている物ばかりですね。
このDRCのヘッドライトスイッチは良い製品てす。



点灯、バッチリ。
テネレ700 は、LEDライトの宿命でしょうか、手前が真っ暗なんで、ドライビングランプですが足元照射重視で角度を調節しました。日本なんで多少左寄りにね。



最後に、スクリーンのメンテナンスです。
汚れ、傷なんかよりも、黄ばみやクスミが出ないようにしたい。



スクリーンの奥、メーターを固定しているボルトが錆びてるのが目障りなんで、新品に交換しときます。



使ったのは、ヤマルーブのガラス系コーティング。高い製品です。でも、非常に評価が高かったので思い切って使用。
写真に撮っても違いが分からないので掲載してませんが、目で見てハッキリと違いが解りました。
使って分かったんですが、泡タイプで出ますがあまり多く出す必要はないです。付属品のタオルで伸ばすように拭くだけで、伸びもイイので。コレ、おすすめ。



かなり作業が進みました。
やっぱり天気が良いと走りにも行きたくなります。
今回、走り始めてしばらくして異変に気付きました。スピードメーターの速度表示がやたらと低いのです。……そう、バッテリーを交換した時にリセットされていて、マイル表示に戻ってしまったからなんです。もちろん、トリップメーターもリセットされてました。
テネレ700 はイタリア生まれだから、オーナーさんは皆、この洗礼を受けるみたい。
でも、一日中走りに時間を割くと、作業時間も少なくなる、……あ〜……ジレンマとの闘い。でも、秋って気持ちイイ〜ね。
今回はこれまで、ではまた。

テネレの化粧直しと移植

皆さまこんにちは😃
テネレ700納車後、やっとお祓いを大鳥大社でしていただき、清まった感じにはなりましたが、肝心のドライブレコーダーがまだ付いて無い状態。
バイク用のドライブレコーダーは決して安くは無いので、DTから外してあったレコーダーを移植します。
あと、どノーマルのカウルデザインは、他車との差別化をするために細工してみます。

デザイン細工

2020年式のテネレ700のサイドカバーですが、発売されたカラーは3色。
ブラック系とホワイト&レッド系には、サイドカバーにデザインが入ってます。でも、このブルーにはデザインが無いため、何となく寂しさを感じてました。



トレッシングペーパーを当てがって外型をトレースします。
このラインから約5ミリ程、内側にライン引きで描いたものを、画用紙に写し取って型を作ります。この方法はDT200WRの時にも行った簡単なやり方。
後は、この型紙を使ってカッティングシートに写して切るだけです。シートは、耐候性の高いタイプです、と言うか、DT200WRに使った残りですがね。シートは、コーナンプロで売ってます。



出来上がりはこんな感じに、後ろ側にアクセントでラインを離して並列。



次いでにフロントサイドに、ヤマハのストロボラインを、適当にデザイン。少し間隔がイビツになりましたが、パッと見ても分からない程度なんでヨシ。



少し特徴が出ましたかね。
やっぱり、自分好みにする方がテネレはカッコイイ。
デカールキットも沢山販売されてますが、値段が高いし、同じデカール貼った車両と出会さないとも限りませんのでね。

ヘルメットホルダー移設

テネレの不思議の一つ、ヘルメットホルダーの下げ下げの位置。何とかします。



後方のステップに付けてあるヘルメットホルダー、コレにヘルメットを付けるとヘルメットと地面の距離が10センチしか無く、あまり良くありません。



ブレーキホルダーを使って、ココに移設するのがスタンダードな方法です。



移設には、キタコのキットが必要になります。
ベースとボルトだけを使用します。



純正のホルダーを外しましたが、ベースプレートがイジり対策タイプのトルクスボルトで固定されてあるので、対応のレンチを取り寄せしますが間に合わないので、今はこのままで。



取り付けは簡単です。
セローに乗っている人は、この対策をしている方が多いみたい。
ただ、微妙にヘルメットに届かない感じなので、延長用にワイヤーをホムセンで購入するハメに。

ドラレコ移植

ドライブレコーダーは当然ですが電源が必要です。
バッテリーからの供給方法はスタンダードですが、面倒です。



テネレ700は、左右のカバー裏にアクセサリー用の電源を取り込めるケーブルがあります。
左側には純正でシガーソケットが付いていて、既に電源が分岐されていますね。



でも、電源カプラーを使わずに分岐されていて独立してました。
今回は、こちら側から電源を分岐して使用します。



分岐には純正オプションのパーツが必要になります。
何故か今はメーカー欠品みたいですね、やっぱりコロナと円安の影響でしょうか。



配線を組み上げました。
配線の長さは調整が出来ないので、どうしてもゴチャゴチャしてしまいます。
幸い、テネレにはスペースがあるので、カバーしてしまえば分かりません。



フロントカメラはボディーには取り付けず、ステムにあるアップフェンダー用のネジ穴を使い、アルミ板で作った簡単なステーで取り付け。



リアはナンバー部にステーで固定しました。



ドラレコの本体は、スマホホルダー横にそのまま並べてポン付けで完了です。
簡単な作業みたいに見えますが、新しいバイクとなると慎重になってしまいます。
今回、ひとつ失敗しました。
ヘキサゴンタイプだと思ってヘキサゴンをボルトに差し込んで回したら感触が何か変。じっ〜と見てみるとトルクスタイプでした。
トルクスにヘキサゴンレンチを突っ込んでテンションを掛けるとアウトで、もうそのボルトには規定のトルク負荷は掛けれなくなってしまいます。
皆さん気をつけましょう、ってトルクス使っているバイクって多いんでしょうかね。
今日はこれまで、ではまた。

サイドスタンド修正

皆さまこんにちは😃
新しいバイクのテネレお姉さまは、余りにもビッグサイズですので、超ローダウン仕様に仕立ててます。
ローダウンすると、必然的にサイドスタンドが長すぎてバランスが悪くなり、停車中に転倒の可能性も高くなります。

スタンド加工を依頼

サイドスタンドの長さ加工は、もちろん素人の私には道具も無いし腕もない。
正直言って、近隣にそんな加工をお願い出来る所が見つかるのか不安でした。
ネットで色々と調べていくうちに、非常にマイナーな情報が見つかりましたが、検索にサッと引っかかるHPが出ません。
で、やっとこさ見つかったのが「ガレージ池側工房」。



とてもじゃ無いけど、バイク修理している店には見えず、気付けませんよね。
でも、他の人がブログに書いている内容を見ると、なかなかの腕みたい。とくに溶接技術は評価が高いんで頼んでみました。
南海高野線白鷺駅の直ぐ側にあり、アクセスは抜群です。
気さくな方で、コチラの要望を直ぐに理解いただき、嬉しい気持ちになります。
通常のバイクスタンドを掛けた状態のバイク角度は、12度に設定するそうですが、コレはあくまでロードタイプの場合。
先に、今のテネレの傾斜角度を測ってもらうと、たった7度しか傾いていない状態でした。
さて、修正角度は12度、と言いたいところだけれど、オフ車ならもう少し寝かす角度が良いみたいで、13〜14度傾斜になるように加工する事で合意。
サイドスタンドの足裏部は、使っているうちに削れてしまうので、この際、下駄を溶接してもらいます。
翌日の昼には出来上がるそうで、めっちゃ早や!



出来上がりです。
どう見ても、長さ加工をしたようには見えない仕上がりです。
塗装は、ウレタンの艶消しブラックでお願いしました。



下駄は、もともとの厚みの2倍に仕上げてもらいました。
また削れてしまったら加工してもらおうかな。



角度は、写真では分かり辛いですよね、でも全然違います。
バイクに跨ってから、サイドスタンドをはらおうって思っても地面にスタンドが引っかかっていましたが、今はもうそんな事は全く無くなりストレスフリーって感じ。

徐々に自分仕様に


まだまだテネレお姉さまは、私の身体には合ってません。
まずは、遠過ぎるハンドル位置を、DRCのバーライズを組んで解消します。



現在、シルバー色は欠品中でブラックのみ手に入ります。私はもともとブラックを取り付けるつもりだったので、問題無し。



付属品の短いボルトは、必ず必要になります。



短いボルトは、この時点で使用します。
純正のボルトでは長すぎて、取り付けできませんのでね。茶色に見えるのは、スレッドコンパウンドが付いた跡。ネジ破損を嫌いますので、私の中ではスレッドコンパウンドは必需品になってます。



ハンドルを固定するボルトも、バーライズキットに付いてあるボルトがベストです。
ハンドル位置は、前後に多少ですが位置をズラせる形状になってました。私は、一番手元にくるように固定しました。



テネレ700 のハンドルバーは、太さがテーパータイプのファットハンドルバーになっているため、今まで使っていたフォルダーは、太さが合わないので取り付けが困難です。
そこで、以前に購入して結局使わずに保管していたDRCのスマートフォンバーマウントを取り付けました。
付属品のカラーとボルトを組み替えることで、ピッタリフィットできます。



スマホのホルダーは、今回新調。
デイトナスマホホルダー3プラスにしました。
取り付けがし易く、スマホの脱着が容易なタイプで、振動も緩和できるホルダーを探しての結果がコレ。イメージ通りで良かった。



フロントフォークプロテクターは、DT200WRに使っていたものを取り付けました。



リアバッグは、取り敢えず強引に取り付けました。
純正のリアキャリアなんで、荷台部分に純正ボックスを取り付けるための突起が邪魔。
またの機会に突起部分を外す予定で、中華製のメタルボックスを脱着できるように考えています。



今日、組み上げが終わったところで、逆ハンドル状態でのスタンド。
以前までは、この逆ハンドルは非常に危険な直立状態でしたが、今は安定。
暑いので、このあたりで作業は終了。
今回はこれまで、ではまた。

さらばDT ようこそテネレ

皆さまこんにちは😃
長い間付き合ってきたDT200WRですが、突如エンジンがかからなくなってしまいました。
原因はキャブレター。
バイク屋でその原因は分かりましたが、正直言って、見てもその悪くなった現象は素人には見分けがつきません。

さらばDT200WR

見ても分からないキャブレターの変調。
今回は、何処が悪くなるのは教えてもらいましたが、ツーリング中にこれにで食わすと……って考えると、そろそろ潮時かな……。



仕方なく、バイク王に引き取っていただきました。
後から知った事ですが、この年式クラスのバイクはレッドバロンが一番高く引き取ってもらえるそうです。残念。

新しいバイク登場

次に乗るなら……って以前から思っていたバイクが、ヤマハのテネレ700です、……が、新車は長期待ちでほぼ手に入らない状態。ましてや中古車は、球数が非常に少ない車種で、関西地区となるとまず出会え無いのが、このテネレ700 。



でもワタクシ、運が良いのか悪いのか、出くわしてしまいました。
自宅らか少し離れてはいますが、同じ圏内のバイク屋に見つけて、即決済。
値段も安く、程度も上々。立ちごけしていましたが、タンクガードが付いてますのでガードのキズだけで、セーフ。
ETC、リアキャリアが装置済みなんで理想的。
東京から大阪までやって来たテネレ700 、こんにちは、よろしく。



テネレ700 の魅力は、個人的にはこのフロントマスクなんです。まるでエヴァンゲリオン



そしてメーター。今までのバイクには無かった縦型メーターで、見やすい。大好きです。



因みにワタクシ、典型的な日本人体型の高身長?なので、ヤマハのローダウン仕様では跨がれません。
なので、納車時にDRCのローダウンリンク、ヤマハのローダウンシート、ローダウン用のサイドスタンド、DRCのローダウンフロントスプリングを取り付けてもらい、フロントフォークの突き出し量を25ミリに。
コレで、片足踵が付くまでになりました。
しかし、余りにも超ローダウン仕様にしたので、短いハズのサイドスタンドでもバイクが直立気味に。
コレは今後の修正課題になりそうです。

ちょっといじってみた


テネレ700 の風防は、ラリーを想定してスタンディングでもライダーに干渉しない低い仕様です。
コレでも高速ではそんなに風がキツイとは感じません。でも事前にメルカリで購入した長い風防に替えてみます。



大きさは、かなり違いますね。
取り付けはヘキサゴンボルト4本だけなんで簡単。



はい、ビッグになりました。



テネレ700 のシートは二分割で、後側はキーで解除して取り外せますが、前側はボルト2本をいちいち外さなければなりません。



ボルトを外し、カラーもシートから外します。
海外のYouTubeでやっていた裏技だそうですが、コレを逆に取り付けておくそうです。



こんな風にね。半信半疑でしたが、前側はスッと取り付けでき、後側シートもすんなりと付きました。
浮き上がる事も全くありませんので、テネレ700 にお乗りの方はしておいて損は無いかと思いますよ。
さてこのテネレ700 、まだまだ修正しないといけません。補助ライト、スマホホルダー、ドライブレコーダー、シートの修正。
あ、シートの修正ってのは、今の幅が広くてニーグリップできないのと、鮫肌の生地がズボンを傷めてしまうからなんです。
後、ハンドル位置が前過ぎて使いづらいから、コレもどうにかしたいと思います。
今回はこれまで、ではまた。

DTのウインドスクリーン修正

皆さまこんにちは😃
DT200WRは快調なんですが、先月に高速を走行中、ウインドスクリーンの上に付けていた可変できる追加のスクリーンが異変。
アーム部分を固定しているツマミが、風と共に自然へ帰っていきました。

可変スクリーンが無くなったので、風当たりが厳しくなり、高速では辛くなったので何とかします。



スクリーンの材質はポリカーボネイト。
樹脂の中でもかなり強度の高いものですが、可変スクリーンの取付けていた箇所が、蜘蛛の巣状になっていました。
かなりの振動を受けていたのでしょうか、耐えきれなかったんでしょうね。でも、割れるとこまではいかないのは流石、ポリカーボネイトです。

位置を変えてみる


さて、風当たりの問題を解決するには、スクリーンを高くすると良さそうなんで、この作業の前に、取付け穴を増やして高くしてみました。でも、満足できる位置にはならず、今回はステーを自作して、位置を前方へ出して高さも上げてみたいと思います。



使う素材は、Amazonで見つけた厚さ2ミリのスチール板です。
質が悪い物を使いたくないので、日本製品てす。
表面の質感から見ても、選んで正解でした。
段ボールで仮のテンプレート擬きを作り、それを元に書き写します。



万力に挟み、曲げる箇所をバーナーで炙ってからハンマーと手で力技。
スクリーンが取り付くか、何度も現物合わせしながら角度調整を繰り返して。



まだ、角度が定まっていない状態です。



猫の耳みたい。



イメージ的には、スクリーンの角度も少しタテるように角度を決めてます。



余分な箇所を切断します。
ディスクグラインダーを取付けて使う台を、今回初めて使用しました。
最初は、複雑な切断角度なんで、固定するのに悩みましたが、工夫次第でなんとでもなる便利な道具でした。



洗ってから脱脂し、ブラックに塗装。
念のため、クリアも吹きました。




角度は、ほぼ理想的なイメージに近づいていますが、また手直しするかも。



本当は、テネレ700のようなラリー用スクリーンのイメージが理想なんですが、今はコレで我慢っと。
今回はこれまで、ではまた。

XLのクラッチプレートを交換

皆さまこんにちは😃
XL125Rですが、普通の平地走行では何の問題も無く快調に走ってくれます。でも、上り坂になりと時々、動力伝達が飛ぶようになる現象が出ます。

こんな現象が、以前から気にはなりながらも手立てが思い付かなく、そのままにしていました。
でもある日、「もしやクラッチプレートか?」と疑うようになり、コツコツと部品を揃えて、さあいざ、交換作業です。



先ずはエンジンオイルを全て抜き取ります。
学生時代にMBXのクラッチ強化のため、クラッチスプリングの交換をした事がありますが、プレートに手を掛けるのは初めてなんで、慎重に作業手順を確認し、必要な工具も今回は準備してます。
抜き取ったオイルはまだそんなに汚れていないので、取って置き、後である事に使います。



アンダーガードクラッチケーブル、タコメーターケーブル、ブレーキペダルを外します。
サイドカバーは、多数のボルトで固定されているので、取り外します。



段ボールに絵を描き、外したボルトを位置ごとに刺して保管します。さて、その理由は?



ボルトの長さが、位置によって違うからなんです。
ハッキリ言って、覚えてられないし、取り付け時に間違ったら大変な事になりますからね。
写真でも分かる様に、微妙に長さを変えたレイアウトです。



カバーを開ける前に確認のため、クラッチレバーの角度はこんな感じ。元に嵌める時にこの角度になるようにします。



カバーは、ガスケットで貼り付いた状態になっているので、ハンマーで上下左右を軽く叩き外します。



交換用のクラッチプレートです。
社外品もありますが、今回は純正品を使う事にしました。



クラッチプレートを、先程の抜き取ったオイルに漬け込んで浸透させておきます。



今回、揃えた工具はコチラ。
ストレート社のロックナットレンチ20×24と、キタコ社のクラッチアウターホルダーBタイプです。
ホンダのこの手のエンジンなら、ほぼ使えると思います。



先に、右側にあるオイルフィルタロータカバーを外さないと、クラッチは外せません。
外したローターカバーの内面には、たっぷりとタールの様な物が付いていましたから、役に立っている部品って事ですよね。
ロックナットレンチを使うのですが、ローターが一緒に回ってしまうので、ギア部分にヘキサゴンレンチを挟み、回り止めにします。
外したら次に、クラッチスプリングを外します。



外したスプリングと、黄色のスプリングは今回入れ替える予定のXLR125Rのスプリングです。
長さが長くなる分、強化スプリングの役をするハズですが、ある程度はクラッチレバーが重くなるでしょうね。



先程の工具の合わせ技で、クラッチのロックナットを外します。
工具が無いと出来ない作業です。



外したクラッチプレートです。
プレートの減り具合は良く分かりませんが、多少は表面がなだらかになっている様子。
クラッチディスクは、コルクのように柔らかさ感があるハズですが、硬くて薄くなっていますので、限界だったんでしょうね。



多少の汚れはあるものの、良好な状態。
クリーナーでキレイにします。



新しいディスクとプレートを入れて、スプリングを収めます。
センターロックナットは4kgで、スプリング部分のボルトは2kgのトルクで締め付けました。



クラッチケースカバーを戻す準備です。
コレが大変で、古いガスケットをキレイに剥がし取らないといけません。
大まかには、カッターの刃裏を使って剥がし、残りはキズをつけたく無いので、竹のスクレーパー?を使って剥がします。



ざっくりと取れたところで、オイルストーンで面部分を平らにして完了です。



ケースカバーには、キックスターターの軸があり、オイルシールがあるので、先に外しておきます。
新しいオイルシールは、クラッチケースカバーを取り付けてから嵌めないと収まらないので、ご注意を。



クラッチのセンターロックナットも、写真のオイルフィルタローターカバーのナット部分も、下にワッシャーがあり、表裏があります。
ワッシャーをよく見ると、山形になっていましたので、緩み止めの役目もあるようです。



エンジンオイルを入れる前なので、反対側のシフトレバー部分のオイルシールも交換しますが、汚い状態。土?砂?泥?油?。



何とか見れる程度にまで掃除をし、新しいオイルシールに交換。
オイルシールの挿入時でのトラブルを避けるコツは、とにかくラバーグリスをベトベトに塗ってから挿入する事です。



エンジンオイルは、5%だけスーパーゾイルを混ぜて投入します。
良いか悪いか?……悪くはならないので、多少でもね。



さて、エンジンは快調に動き、クラッチの具合もきちんと作動している感じですが、試走は後日になります。
ただ、スプリングを強化したので、昔に乗っていたXR600のクラッチを握ったような重さ。でも、歯切れの良さげな動きなので期待感はあります。



さて、いざ試走。
プラシボー現象?いや、パワーがしっかりと伝わってくる感覚になっているけど本当か?
明らかに以前とは違うトルク感、そして繋がりの良さを感じます。
クラッチプレート、恐るべし。
……んで、思い出してしまった。ホーンの修理をまだしていない。
滅多に使わないホーンを、以前にたまたま使用。そしたら「……ヴ…ボー……」って一回鳴ったきりハイ終了。
法規状、ココは直さないとダメなんで、代用品を取り寄せていました。



コレが取り寄せた日本製のホーン。今付いている純正品に近い形なんで。
WEBIKEに掲載されていた写真はブラック。でも届いたら塗り無し状態なんですよ。腹が立ったんで、写真を投稿してやった。さぁ、スタッフは気付くか?



純正品に見せたいから塗ったった。



純正のホーンはこの位置にむき出した状態なので、色が変わると印象も変わってしまうのでね。



並べてみると、純正品の色は半分くらい色が抜けてきている感じ。若干ながら代用品の方が大きいか?ま、ほぼ同じかな。



通電はしっかり来ていたので、装着して鳴らすと「ホーンじや……!」とは鳴らないけど、結構大きくハッキリとした響きで、心臓が止まるかと思った。
XL125Rも健全な状態になりつつありますが、次はいよいよ今年一番の大仕事に取り掛かっていこうと思っています。
今回はこれまで、ではまた。