皆さまこんにちは😃
XL125Rのマフラーを、ノーマルに戻します。
何故かって……、今の爆音がうるさくて、スピードも出ていないのに、少々恥ずかしく感じる時があるからなんです。
とは言え、モトイネレーシングにマフラーを作ってもらった後に、処分してしまったから、純正マフラーはもうありません。
純正マフラーを塗装する
持ってないなら、調達するしかありません。
ヤフオクで探していたマフラー、写真では程度が良く見えるものがあり、お安く頂く事に。
塗装状態ヨシ、凹みナシ、サビは多少アリ。
でも、落とし穴が……穴あけてやがる、アホか!
前のオーナーが恐らくマフラー音を大きくしたかったのか、5箇所もドリルでプスって穴あけ。
とにかく、塗装する前に、思い切って全ての塗装面を剥がすことにします。
少しでも古い塗装面が残ってあると、どうも塗装の保ちが悪くなるようで。
塗装剥がしは、溶剤を使わずに電動ドリルにワイヤーを付けて削り取ります。ついでにサビも取る事が出来るので。
塗装面が無くなると、写真でも穴がよく見えます。
穴の処理をしないといけません。
で、穴埋めに使うのがホルツのガンガム。
何かガンダムみたいに聞こえる名前だけど、耐熱温度は700度、やるな御主。
チューブの中身は、柔らかなパテに繊維らしきものが混ざったものです。
塗装面は全て剥がし、パテも硬化しましたので、パーツクリーナーをぶっかけて脱脂。
吊り下げて塗装したいので、こんな感じに特設台を作りました。
塗料は、ソフト99の耐熱ブラックにします。
程よいツヤが出るので、次回はDT200WRのチャンバーをコレで塗り直しを考えてます。
塗装は、5分置きに4回程、塗装します。
完全に乾いたら、ヒートガンで焼き付けをしてみます。
耐熱塗料は加熱して硬化させる必要がありますが、バイクの排気熱で硬化させるのが基本。
でも、マフラーを車体に取り付ける時に、手の形が付いたり、塗装が剥がれる恐れがあるため、予め予備的に硬化させる方が良さそうだからです。
てもね……予想外の事は起こるもんですね!
パテ部分がモリモリって膨らんできた……なんじゃコリャ。
仕方なく、盛り上がりをルーターで削り取り、再塗装するしかありませんね。
エキパイも塗装面がくたびれているので、同時に再塗装します。
漆黒のエキパイに大変身です。
大爆音のアホなFMFは、しばらくお蔵入りします。カッコイイけどね。
付け替えると、コレはコレでカッコよろしい。
レトロ感を醸し出してます。
マフラー音は、やはり昔のバイク。
アクセルを少し煽ると、バルンバルンって乾いたサウンドです。
今のバイクではこんな味付けはありえんね。
このサウンドに惹かれている人、結構多いのでは。私もその一人です。
しばらくアイドリングしてみたが、硬化中の白煙はなかなか消えない。やはり走らんとアカンか……。
今回は、こんな作業になりました。
ではまた。