DT200WR テネレ700

moto4とバイクライフ

何十年かぶりにバイクライフを復活させ、ポンコツバイクを現役の頃に走らせようと奮起してます。でも、分からない事ばかりで……でもガンバルオッサンライダー。

XLのシートを新しく

皆さまこんにちは😃
2月だと言うのに、もう春?って感じにもなる過ごしやすい気温の日が多くなってきました。
今回は、見かけはまだまだキレイなXL125Rのシートをリメイクしてみます。
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シート貼り作業

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XLシリーズのシートと言えば、この大胆なデザインのマークです。
大きなデザインなので好き嫌いが出るみたいですが、私は大好きです。
まだキレイに残ってますが、シートの貼り替えをしようと思ったのは、シート自体が経年劣化なのでしょうか、硬いんです。それと、表面がもうツルツルで滑るようになってますのでね。


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さて、貼り替えと言っても、元のシートには手を付けません。何でかと言うと、ハッキリ言って不安なんです。
まず、純正品とは明らかに違う仕上がりにならないかも、と言う不安。それと、マークがキレイに仕上がるかと言う不安。
で、ヤフオクで見つけたXL200Rの2形の赤シートを使います。
写真でしか判断出来なかったので、ドキドキモノでしたがツイてました。
ウレタンが想像以上に程度が良かったのです。
ベルトも付いてます。


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シート生地を貼る時には、必ず防水のためと、作業性が良くなるように、ビニールシートを間に入れます。
今回は、100均で売っている雨具を使います。


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雨具の背中部分が一番面積が大きいので、ザックリと大きめに切って被せます。
シート生地とシートウレタンの間に挟む事で、シートを引っ張って張る作業がし易くなります。


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作業途中の写真は、必死だったので有りません。
今回使ったシートは、国産の良さそうな、でも安価な物でしたが、形が予め出来上がっていましたので、案外とスムーズに取り付けが出来ました。
セオリー通りに、前と後ろ側だけピーんと張るようにタッカーで止めます。
それから、左右をバランスを確認しながら強く引っ張りながらタッカー止めをすれば完全です。


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前側は、こんな感じ。


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後ろ側から見たところです。
雨具は、余分な部分がはみ出してましたので、カッターでカットしましたが、シートはキチッと測ったかのようにカットする事無く収まってます。

ベルト移植

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社外品のベルトを調達しました。
ダートバイクプラスで売ってましたが、アウトレット品になっていましたので、もう製造しないのかも。バイク自体が古すぎなんで、そろそろ絶版か?
残念ながらこのベルト、金具が付いていません。問題ですよね。
でも購入したXL200Rのシートには、ベルトが付いていましたので、金具を移植します。


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ベルトには、穴が有りません。
当然と言えば当然で、長さ、穴の位置も確認する必要かあります。
ます、穴を空けるのですが、このサイズの穴空けポンチを持っていません。
電動ドリルの穴用ビットが有るので、テストしました。
グチャグチャっとなりながらも、使えそうです。いや、コレ使えますよ。


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取り外した金具です。
やはり思っていた通り、サビてます。
穴に当たる部分は、このように立ち上がっている形状なんで、ドリルでグチャグチャってなっていても隠してくれるみたい。
サビだけは、真鍮ブラシで適当に粗落とししておきます。


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穴の位置は、200Rの穴位置が参考になりました。
金具は挟み込んでいるだけなんで、ハンマーで叩いて合体。カンタンやね。後は、余分なベルトをハサミでカットし、完全です。

シートマーク塗装

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塗装には、専用にカットされたマスキングシートが必要不可欠で、ネットで購入出来ました。
でも、ヤフオクでしか私は確認出来ませんでした。


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ただこのマスキングシート、普通のマスキングテープのような紙質ではなく、プラっぽい素材のため、シート生地に密着しません。と言うより、くっつかない。
不安の文字が、頭をよぎる……。


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塗装には、染めQを使います。
メーカー云く、塗ると言うより染めるらしい。


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説明を読むと、3から4回に分けて吹くらしいが
、マスキングシートが心配なんで、一回を薄く吹き、10回ほど塗装します。


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次に、保護ツヤだしのスプレーを吹くと良いそうなので、3回だけ吹きます。


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マスキングを全て外した。
キレイキレイ。予想を裏切るほどの出来栄えです。
質感が、発売当時の新車みたいな(勝手な想像です)感じでしよ。

取り付けてみた

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新旧。並べてみる。
なかなかの出来栄えです。


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before


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after
でも、何か違和感を感じる。
もしかして、シートが高くなってるか?


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見てみると、リアフェンダーとの隙間が大きくなっています。もしかして、シート裏に付いているゴムの仕業か?


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左が200Rのシートで、右が125R。
ゴムがあるか無いかの違いだけと思っていましたが、まさかシートの高さが変わってしまうとは。
とにかく、ゴムを排除します。


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穴だけが残りますが、通気性が増した?と言う事にしておきましょう。


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予想通り、ゴムを取った事で、ボルト穴の位置がズレてました。電動ドリルでサッと拡大処理です。


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ピッタリと隙間が無いように、無事にセット出来ました。


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今回の作業で分かった事。
125Rと200Rのシートは、微妙に違いがあるって事ですね。良い勉強になりました。
ではまた。