DT200WR テネレ700

moto4とバイクライフ

何十年かぶりにバイクライフを復活させ、ポンコツバイクを現役の頃に走らせようと奮起してます。でも、分からない事ばかりで……でもガンバルオッサンライダー。

ちょこっとグリスアップ

皆さまこんにちは😃
梅雨ではありますが、以前から気になっていたギーギー音を治してみたいと思います。


異音の原因

ギーギー音は、足元からします。サスが動くと同時になるのです。つまり関節部分の何処かが、上手く動けていないって事ですよね。
リンク部分にはグリスガンで注入をしているので、もしかするとショックアブソーバー部分か?

とにかく、サービスマニュアルを見ながらショックを外していきます。……が、しかしマニュアル通りに作業しても、フレームからショックを抜き出す事が出来ません。まるで知恵の輪のよう。

ショックのサイドにあるこのタンクが、邪魔。
上から下からと何度もトライしました。無理でした。ヤマハさん、もっと丁寧にマニュアルを作ってくださいね。

結局、何の役割を果たしているのか分からないエアクリボックス付近のチャンバー?を外すついでに、エアクリボックスも緩めて動かせる状態にし、隙間をかせいでサスを上右サイドから取り外しました。

汚れは意外にも布で擦ると比較的、キレイに取れました。さて、問題の連結部分はと。

外見ではどうなっているのか全く分かりません。
カラーが左右に入っているので、取り除きますが、コレがどうしても動かないんです。

……で、このありさまです。
カラーがパキッ。アルミダイカスト素材とは知りませんでした、しかも薄い。
実際、中にはベアリングのようなパーツが組み込まれているみたいで、この部品は廃番。あったとしても、素人仕事で組み直せる代物ではありませんから。さて……どうするか。

何故かこのカラー、左右から組まれているがシャフトが通る部分まで覆っている形。と言う事は、カラーの下にはカラーを取らない限り、油などの注入は難しいってこと。
怪我の功名です。割ってしまった部分から注入が可能です。
中からサビが出てますが、構わずモリブデンをたっぷりと注入します。何やら最近は聞き慣れないグリスが専用かのように売ってますが、私には解りません。学生時代から稼動部分へのグリスはモリブデンで間違いないと信じてきましたから。

ダンパー性能を体重計を使って調べるよう、本来はするのでしょうが、今更、エンデューロするわけでもないので、このままで取り付けます。

モリブデン、正解です。
組み込んでから、サスを上下に動かしてみても音は無く、動きもスムーズになりました。
普段から定期的に分解、グリスアップすれば良いのでしょうが、サンデーライダーには無理。

実はこの後、ベアリング交換をしようとしまして……ところが一つ外して見ると、めっちゃキレイなんです。
で、交換はやめました。まだまだ使えます。
やっぱり、9000キロしかまだ走って無いバイクだからか、でも、もう30年になるんですけど。

ちょこっと作業でした。
今回はこれまで、ではまた。